松本清張のドラマ「疑惑」は「名誉棄損」「叩きの文化」を知るための教科書

松本清張の疑惑

天野です。

本日(2019年2月3日)の21時に、テレビ朝日系列で松本清張原作のドラマ「疑惑」が放映されます。弁護士役は米倉涼子さん、被疑者役は黒木華さんです。

 

清水有高氏が叩かれている件は、松本清張「疑惑」に通じるものがある

 

僕は、清水有高氏が叩かれている件について、いくつか記事を書かせていただいています。そのため、今、この記事を読んでいらっしゃるあなたも、もしかしたら清水有高氏の問題に関心を持っているかもしれません。

そこでぜひお願いがあります。本日、放映予定の松本清張の「疑惑」をぜひ見てみてください。特に、清水有高氏を叩いている方には、ぜひ見ていただきたいと思います。

なお、このドラマについては、以前にも記事を書きました。

 

>> 「疑惑」(テレビ朝日で放映予定・松本清張)を、清水有高氏の件に重ねて考えてみる

 

なぜ、もう一度、このトピックで記事にしようかと思ったかというと、「空気が変わったから」です。つまり、ブロガーのとまべっちーさんが訴えられるかもしれないという状況になったからということです。

 

>> とまべっちーさんが清水有高氏から訴えられる可能性が出てきた件について

 

事情を全く知らない方のために簡単にご説明しますと、清水有高氏は、ご自身が経営する会社でスタッフをパワハラしたということで叩かれています。で、その叩きの急先鋒がブロガーのとまべっちーさんです。

もちろん、清水氏がパワハラしたことは責められてしかるべきです。しかし、清水氏はパワハラ以外のあることないことを書かれています。「叩きのレベル」が度を越しています。それはもはや誹謗中傷のレベルです。

なので、僕は、「清水有高氏を批判するのはいいが、誹謗中傷するのはよくない」という意見をこのブログで書かせていただきました。

しかし、「叩き」が起こっているときは、往々にして、叩いている人はそれ(自分が誹謗中傷していること)に気づかないものです。つまり、頭の中が熱くなってしまって、冷静な判断力がなくなっているのです。冷静に考えれば「言い過ぎ」だとわかることが、叩いている最中にはわからないのです。

そんな中、清水有高氏がとまべっちーさんに宣戦布告しました。これで空気が変わったんですね。いわゆる、「効いている」という状態です。ネット上の清水叩きがぱったりと止みました。

 

 

 

とまべっちーさんは、「批判は匿名で書くべき」という考えの持ち主だが・・・

 

とまべっちーさんは、「批判は匿名でやるべきものだ」という主張をしておられます。それはとまべっちーさんのブログで何度も書かれていることです。もちろん、その考えじたいは僕も否定はしません。

ただ、匿名で書くと往々にして「何を書いてもいい」という気持ちになってしまいます。実名なら、気を付けなくても誰でも責任感を持って書き込みができますが・・・

とまべっちーさんは、行き過ぎた書き込みを繰り返してしまいました。で、多くの「清水叩き」をしている人たちも、とまべっちーさんと同じでした。清水氏について、あることないことを書き連ねていました。

そういう状況で、すでに書いたとおり、とまべっちーさんのもとに清水有高氏から宣戦布告の書類が届けられました。これでおそらく多くの「清水叩き」をしていた人が、「冷静な判断力」を取り戻したのではないか、と思います。

 

松本清張のドラマ「疑惑」

 

そういうタイミングだからこそ、僕は改めてこのドラマ「疑惑」をご紹介しようと思いました。

このドラマは、松本清張の原作で、映画にもなっています、名作です。どんなドラマかというと、「どこからどう見ても悪人にしか見えない人物が叩かれる話」です。

 

人は、イメージだけで「悪人」と決めつける

人は、イメージだけで、「こいつは悪人だ」と決めつけ、叩いてしまうものです。

一度、「悪人」というイメージを持つと、そのイメージを変えることはとても難しいものです。しかし、よく思い出してみてください。過去、叩かれた人たちを。今、思い出してみれば、「もしかしたら叩いたのは間違いだったかも」と思える人、たくさんいますよね?

たとえば、舛添要一氏。舛添氏の著書「都知事失格」を一度読んでみてください。印象が、ずいぶん変わるはずです。もちろん、舛添氏はお金のことでいろいろと問題がありました。しかし、叩きはそれを通り越して「誹謗中傷」のレベルに達していたことが、舛添氏の著書を見ればわかります。

また、2005年の耐震偽装問題で黒幕とされた小嶋進氏。小嶋氏の場合は問題があるどころか、何も悪いことはしていません。にもかかわらず叩かれました。たしかに、小嶋氏はコワモテであり、当時は悪人に見えました。でも、実は黒幕でもなんでもなかったのです。

このように、誰かを叩くとき、人はイメージだけで決めつけます。清水有高氏の場合もそうです。清水氏は、YouTube動画で有名で、かなり個性的な人です。個性が強すぎて傲慢に見えるほどです。さらに、スタッフをパワハラし、一人の方が犠牲になっています。

こういうことからすれば、清水有高という人物は、「悪人に見える条件」が揃いすぎています。僕も、清水氏は人間として好きではありませんし、なんといってもパワハラ問題では批判されるべき人だと思っています。

しかし、中には、全く批判にあたらないことで叩いている人もいます。なので、まずは冷静になっていただいて、批判するべき部分と、そうじゃない部分を分けるべきです。

 

 

松本清張原作ドラマ「疑惑」をご紹介

 

以下は、過去に制作された「疑惑」です。映画版とテレビドラマ版です。なお、本日(2019年2月3日)に放送される「疑惑」は、以下のものとは違います。本日放映される「疑惑」は、弁護士役として米倉涼子さん、被疑者役として黒木華さんが出演されます。

 

映画版「疑惑」(プロモーション映像)

あの頃映画 the BEST 松竹ブルーレイ・コレクション『疑惑』2015/5/8リリース!

 

 

テレビドラマ・松本清張没後20年企画版「疑惑」

ドラマ SP 松本清張没後20年特別企画 『疑惑』 마츠모토 세이쵸 사후 20년 특별기획 「의혹」 PANDORATV

 

上記テレビドラマ版のラストは、人によって見解の分かれるものになっています。倫理の授業、もしくは「ハーバード白熱教室」などで議論となりそうな、そんなラストです。

(悪女役・尾野真千子  /  弁護士役・常盤貴子)

参考記事① とまべっちーさんが、清水有高氏やワタミと同じことをしている件