「疑惑」(テレビ朝日で放映予定・松本清張)を、清水有高氏の件に重ねて考えてみる

映画「疑惑」と清水有高

 

参考記事① とまべっちーさんが、清水有高氏やワタミと同じことをしている件

参考記事② 清水有高氏の件に思う

 

清水有高氏が渦中の人となって騒がれているパワハラ問題についていくつか記事を書かせていただきました。

そんな中、僕の記事のコメント欄にさまざまなご意見をいただきましたが、僕の言いたいことがあまり伝わっていないようです。結局は、清水氏を叩くことを良しとする人がほとんどでした。

僕のつたない文章力では、なかなかわかっていただけないのも仕方ありませんが、もしよろしければ、皆さんに見て頂きたい映画があります。

 

松本清張作品「疑惑」

それは、「疑惑」という映画です。松本清張原作で、野村芳太郎監督の作品です。

この映画のあらずじを簡単に言うと、「悪女」を弁護する話です。「悪女」として傍若無人に、自分勝手に生きてきた女が、事故に巻き込まれてパートナーを失ってしまいます。

しかし、それが意図的に行われたのではないか、ということで、世間から大バッシングを受けるという話です。悪女役は桃井かおり、弁護士役は岩下志麻です。

桃井かおりの悪女っぷりが半端なく、まあはっきり言って僕はああいう人とは関わりたくありません。正直、本当に事故なのか、疑うでしょう。

まあ、そんな映画です。どこのレンタル屋さんにも置いてある名作です。

 

「疑惑」は、2019年2月3日(日)にテレビ朝日系列で放送予定

 

ちなみに、2019年2月3日(日)夜9時から、テレビ朝日系列でドラマ版の「疑惑」もやるようです。こちらは悪女役が黒木華、弁護士役が米倉涼子です。レンタルが面倒な人は、ぜひこちらを見ていただけたら、と思います。

 

世の中には、いろんな人がいる

 

世の中には、いろいろな人がいます。オラオラ系の人、しゃべりのうまさだけで「占い師」を名乗っている人、ヤンキー、右翼、左翼、近所から嫌われている騒音バンドマン、昼から酒を飲んで周囲に悪態つくおっちゃん、暴走族・・・

これらの人は、トラブルを起こしやすいのは事実です。中には、本当に異常としか思えない行動を取る人もいます。

だからといって、これらの人が起こしたトラブルをきっかけに叩きまくり、「連続〇人」と同じ扱いでこき下ろし、完全に社会から抹殺しようとするのが正しいといえるでしょうか?

また、本人にとっては不幸なことに、そういう人は「突っ込まれやすい」要素がたくさんあります。たとえば「怪しい占い師」の場合は、「洗脳してるだろ」とか「根拠なく口先だけで適当な占いしてるんだろ」などです。ファッションから振る舞いから何から何まで怪しいのでネットでさらされておもちゃにされます。

清水氏も、たしかに「かなり変わった人」です。自己愛も強そうですし、周囲を巻き込むような性格なんだろうな、と推察できます。キャラクター的にも突っ込みどころが満載です。

 

 

しかしただひとつ間違いないのは、清水有高氏は、「手を下して」いません。なので、あくまで民事上の案件なのです。清水氏を叩いている人は、そこをもう一度、よく確認してください。

もちろん・・・

清水有高氏をはじめ、上であげた「かなり変わった人たち」は、疑われやすいです。突っ込まれやすいです。怪しく見えます。しかし、「一線を越えた人たち」とは明らかに違うのです。

清水氏がいくらうさんくさく見えようが、傍若無人に社員をこき使おうが、暴言吐こうが、それら要素はどこまで行っても、「一線を越え」てはいません。一線を越えることと越えないことでは、圧倒的な差があるのです。

(当然ながら「一線を越える」には、「命令する」「教唆する」ことも含まれます)

 

ドラマ「疑惑」について

「疑惑」は映画版、テレビドラマ版(複数)ありますが、それぞれ結末が微妙に違います。

ネタバレになるので書きませんが、基本的には、「どこからどう見ても真っ黒な、疑わしい悪女が出てくる」ということだけは共通しています。

また、その「いかにも疑わしい雰囲気」だけで世間は犯人扱いしている、ということも共通しています。「疑惑」を見てから、清水有高氏の件を考えてみると、また違った視点を持てるのではないか、と思って今回、ご紹介することにしました。

 

映画版「疑惑」(プロモーション映像)

あの頃映画 the BEST 松竹ブルーレイ・コレクション『疑惑』2015/5/8リリース!

 

 

テレビドラマ・松本清張没後20年企画版「疑惑」

ドラマ SP 松本清張没後20年特別企画 『疑惑』 마츠모토 세이쵸 사후 20년 특별기획 「의혹」 PANDORATV

 

上記テレビドラマ版のラストは、人によって見解の分かれるものになっています。倫理の授業、もしくは「ハーバード白熱教室」などで議論となりそうな、そんなラストです。

(悪女役・尾野真千子  /  弁護士役・常盤貴子)

参考記事① とまべっちーさんが、清水有高氏やワタミと同じことをしている件

参考記事② 清水有高氏の件に思う

 

6 件のコメント

  • あなたの娘が勤め先でいじめ殺されて、呑気にそれをドラマと比べられたらどう思いますか?
    あなたのしている事はセカンドレイプです。清水を詭弁で擁護する様はまるでかつての上祐みたいですよ。

    • 清水氏を擁護はしていません。過去、いじめられたことがあるのですが、もし、そいつが世間で叩かれて転落し、行き場がなくなってこの世から消えてくれたらすっとするだろうな、と想像はしたことがあります。ただ、それですっとしてしまう自分を想像すると恐ろしく感じたりもします。
      あと、YouTubeやツイッター等で清水氏の商法を擁護していると誤解されたことがありますが、別に擁護はしていません。ただ、商法は人それぞれなんで、客が満足するなら勝手にやればいいと思います。僕は清水商法は全く参考にしませんが。清水氏の商法は、「頑固ラーメン屋商法」だと思っています。「俺のラーメンは最高。東大も認めた。文句いう奴は来るな。批判するな」という商法です。そういう頑固ラーメン屋が現実にあるように、清水氏もそうやって多くの人を惹きつけていまだにファンがいるんですから、勝手にやってれば、って感想しかもちませんしそこを批判する気にもなれません。清水氏叩きをしている人はいじめとは関係ないことでも、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の論理で清水商法まで批判しているってことだと思います。

  • 突然ですが質問を幾つか書かせていただきます。
    一点目。とまべっちーさんが清水有高批判を開始したのはパワハラ&自殺事件が報道される前です。報道後、一般社会に問題が知られるようになってからはブログで言及することが殆どなくなりました。時系列的に「叩き」には参加していないと思うのですが、なぜ彼が「叩き」の代表事例として挙げられたのでしょうか。
    二点目。「あくまで民事上の案件」とのことですが、もし今後刑事事件化したり、強要罪・自殺教唆罪等で有罪が確定したら叩いても良いのでしょうか。刑事で有罪になっても叩いてはいけないということであれば、民事であろうが刑事であろうが関係ないのではないでしょうか。逆に刑事犯は叩いても良いということであれば、叩いて良い理由を教えて下さい。
    三点目。「一線を越えた」というのは具体的にはどういう意味でしょうか。直接人を殺したか否かということでしょうか。そうであれば、いじめやパワハラで他人を自殺に追い込む事件が時々ありますが、加害者は一線を超えていないと考えておられるのでしょうか。また、麻原彰晃は一線を超えていないことになるのでしょうか。

    • 一点目は、事件発覚前・後に関係なく、サイコパス・洗脳者・頭が悪いなどの人格攻撃をしている事に問題点を感じました。とはいえ、僕も清水氏はサイコパスだと思っています。ただ、とまべっちーさんが言うタイプのサイコパスではありません。長くなるのでこの辺りは後に記事で触れます。
      二点目。普通に考えてください。有罪が確定したら叩いていいかとのことですが、いいに決まってるじゃないですか。その人を「〇人扱い」していいかどうかを決めるのが裁判です。マスコミも、確定した人に関しては堂々と「〇人扱い」しています。もちろん、節度は必要だと思います。そこは個々の良識にゆだねられます。一方で、決まってない人をそう呼ぶのはNGです。マスコミも絶対にそれはしません。ましてや、民事の場合は、マスコミは「におわせる雰囲気」すら出さないでしょう。過去に大問題になりましたから。
      三点目。これも普通に考えてください。麻原は一線を超えたに決まってるじゃないですか。命令してるんですから。超えてないと言ってる人がいたら教えてください。そんな話、聞いたことがありません。
      問題は「意図したか」ということです。パワハラやいじめは、たいていは、「まさかこのような結末になるとは思わなかった」と加害者本人が思っている場合が大半です。麻原とは比較にならないほど違います。ただ、感情的にはどっちも同じくらい僕も許しがたく思います。

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