TAKURO(GLAY)のアマチュア時代を語る5/5

TAKURO(GLAY)の歴史5of5【突然、YOSHIKIがライブに来る。そのまま事務所へ。機材車の中で感じた恐怖】

 

~~(この記事は、私のYouTubeトークの文字起こしです)

前回の記事の続きです!)

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上京してしばらくのGLAYのメンバー構成は?

 

GLAYのメンバーが上京してしばらく、苦労が続きました。当時のメンバーは

TAKUROさん、TERUさん、HISASHIさん、AKIRAさん、

です。前回も触れましたが、AKIRAさんはドラムです。GLAYは上京後、ドラマーが定着せずに悩みましたが、そんな中、ようやく見つけた、「信頼できるドラマー」です。とてもしっかりとしたドラムをたたく人で、精神面でもテクニック面でもGLAYを引っ張りました。

 

で、ベースにシンゴさんという、音楽的にすぐれた人がいたのですが、「彼女を大切にしたい」ということでGLAYをやめることになりました。

 

いよいよ、GLAYにJIROさんが加入する

 

さて、そんな中、GLAYがようやく新宿ロフトでライブができるということが決まりました。

TAKUROさんは、その前祝いとして、地元・函館の友人たちを呼んでのパーティーを企画しました。で、そのパーティに、JIROさんも参加していたのです。

 

JIROさんは地元時代は「ピエロ」というバンドを組んでました。TAKUROさんよりは一つ下の後輩バンドです。函館で、後輩バンドの中では一番人気があったということですね。

 

JIROさんもバンドをやりたくて上京してました。しかし、うまくいっていませんでした。で、そういうタイミングでGLAYの「新宿ロフト出演の、前祝いパーティー」がありました。GLAYは、その時にちょうどベースがいなかったわけですね。

 

TAKUROさんはJIROさんのことは地元で知ってるわけですから、「もしよかったらGLAYに入ってみない?」と言ってました。するとJIROさんは、「ぜひ!」と答えたそうです。このようにしてJIROさんの加入が決まりました。

 

 

JIROさんは、GLAYのメンバーにどんどん、意見を言っていった

 

で・・・

JIROさんは、バンドの運営の仕方について、どんどん提案していきました。特に、「デモテープを配るべき」ということを強く主張しました。そして、広報の面でもJIROさんは大きく貢献することになりました。

 

ただ、AKIRAさんの著書(「Beat of GLAY」)によると、当時のJIROさんのベースはあまり上手くはなかったようです。というのも、前のベーシスト、シンゴさんがうますぎて、そのシンゴさんと比べると物足りない印象を、AKIRAさんは持っていたようです。

しかし、JIROさんは、影で猛練習したわけですね。AKIRAさんには、それがわかりました。なぜなら、JIROさんの手入力、猛練習した跡がたくさんついていたからです。

実際、音合わせをしてみても、日数を重ねるにつれてどんどん、よくなっていったそうです。そういったJIROさんの勢いも手伝ってGLAYはだんだん軌道に乗ってきました。

 

1993年10月17日。それは、GLAYにとって歴史的な日となった

 

で、いよいよ運命の「1993年10月17日」ですね、GLAYにとって、大きな転機となった日です。場所は、市川のクラブGIOというライブハウスです。

 

ここでライブをしてた時に「なんかちょっと後ろの方にSPに囲まれた人間がいる」

とGLAYのメンバーは感じたんです。よく見るとそれはYOSHIKIさんでした。GLAYのメンバーはみんなびっくりしました。

実は、その数日前に、エクスタシーレコードの関係者から「GLAYのライブを見させてもらいます」とは言われていましたが・・・まさかYOSHIKIさん本人が来るとは全く思っていなかったんですね。

 

ライブが終わってすぐ、GLAYはYOSHIKIさんから話しかけられました。

「これから時間あるかな?」と。

 

★ ★ ★

 

で、GLAYのメンバーはYOSHIKIさんの事務所に行くことになりました。YOSHIKIさんの車を追って、GLAYの車が続く、という形で事務所に向かったそうです。

YOSHIKIさんの事務所は代官山にありました。ライブハウスは千葉県の市川市なので、かなり離れています。なので、GLAYのメンバーは、車の中で話し合う時間が十分にありました。

もちろん、メンバー全員、「やったー」という期待の思いでいっぱいでした。もし、エクスタシーレコードから作品を出せるということになると、メジャーデビューまであと一歩ですからね。

なにせ、エクスタシーレコードはインディーズですが、メジャーへの登竜門です。そこの出身バンドは、たとえばLUNA SEAもそうですからね。しかもYOSHIKIさん本人が来ているわけです。だから、メジャーデビューは間違いないと、みんな舞い上がりました。

 

GLAYのメンバーが抱いた不安とは?

 

ところが同時にちょっと不安もあったんです・・・

というのも、GLAYはTAKUROさんいわく「平和的なバンド」なんです。つまり、その当時のライブハウスシーンというのは、やっぱり上下関係が厳しく、体育会系のノリなわけです。

特にエクスタシーは厳しくて、忘年会では「殴られる」という洗礼を受けて「弟子として認められる」という伝説があったほどです。なので、果たして平和的なGLAYがエクスタシーレコードでうまくやれるのかという不安を感じたのです。

むしろ、下手になんかエクスタシーに関わって大失敗してしまったら、それこそ終わりです。

 

GLAYのメンバーは、YOSHIKIさんを追う車の中で、だんだん不安が増してきました。で、出た結論は・・・

「深入りはやめよう」です。

ちょっと一瞬舞い上がったけど、話し合ってみて、もし「やれそうにない」と感じたら「デビューを断る」という結論を出しました。そして・・・エクスタシーの事務所に着きました。

そこには、HIDEさん、TOSHIさんもいたようです。TAKUROさんはTOSHIさんと目があって、

「君たちのデモテープを聴いたよ。すごくいいね。」

と声をかけられたそうです。HIDEさんからも

「頑張ってね」

と言われたそうです。

 

 

YOSHIKIさんとGLAYの会談

 

で、いよいよYOSHIKIさんとGLAYの話し合いが行われました。YOSHIKIさんは、GLAYの音楽性を高く評価していて、「うちでアルバムを出しませんか」と提案しました。

もちろん、TAKUROさんとしては嬉しい話なんですけど、やはり確認しておきたいことがあったわけですね。それは、例の「殴られる」という洗礼の件です。思い切ってその質問したようです。

そうするとですね、YOSHIKIさんは笑って、

「昔はそういうことはあったけど、今はないよ」と答えました。

昔はあったんだ・・・って感じですけど(;^_^A

でも少なくとも「今はない」わけですから・・・GLAYのメンバー達は安心しました。そして、TAKUROさんは「ぜひお願いします」と言ったわけです。

 

GLAYのデビューが決まる

 

そういう経緯で、GLAYはデビューすることが決まりました。まずはインディーズレーベルで発売された「灰とダイヤモンド」。そして同時に発売されたメジャーのシングルである「RAIN」。

しかし・・・

実は「RAIN」ではAKIRAさんはドラムを叩いてないんですよね。というのも、AKIRAさんはデビュー直前に辞めることを自ら決めたのです。その理由は、ここでは長くなるので避けますが・・・

 

AKIRAさんの著書(「Beat og GLAY」)を読むと色々と考えさせられます。とても複雑な経緯です。一言で言うと、レコード会社の指令に従わなければならない状況に、AKIRAさんは我慢ができなくなったということです。

TAKUROさんは、AKIRAさんがやめるかどうかという瀬戸際のときに、AKIRAさんに一切、連絡をしなくなったそうです。TERUさんやJIROさん、HISASHIさんは、AKIRAさんに「やめないでくれ!」と言葉をかけたにもかかわらず、です。

★ ★ ★

AKIRAさんは著書「Beat Of GLAY」で、TAKUROさんのリーダーシップのすごさを強調しています。GLAYのメンバーはみんな、TAKUROさんを信頼していました。

と同時に、TAKUROさんは、熱い心を持っていることも書いています。なので、AKIRAさんは、「俺に連絡したい気持ちはあっただろう。しかし、バンド運営のことを考えると、連絡をしない方がいいと判断した。そういうことだろう」という趣旨のことを書いています。

つまりは、TAKUROさんは、熱い心に流されず、冷静にバンド運営にあたっていく心の強さがある、というわけです。だからこそ、その強いリーダーシップが、GLAYを成功に導いていった、というわけなんですね。

 

以上、GLAYのTAKUROさんの、アマチュア時代の歴史について語りました。

あなたの人生に生かせるヒントが必ずあります。ぜひ、それをつかみ取ってください!

 

天野カズからの、あなたへのアウトプットでした。いつも僕のYouTubeトークを聴いていただき、そしてこのブログに訪れていただき、本当にありがとうございます!

 

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