YouTubeにてアファメーション配信をしている「天野メモ」です。
今回のテーマは「話が通じない人と通じるようにする方法」です。
私は普段から「話が通じない人とは話をしない方が良い」という考えを述べています。しかし、それでも話をしなければならないというケースもあることと思います。
そういう時にどうすれば「話が通じない相手」と話が噛み合うようになるのか。そういうことを 上記YouTube動画で語りました。このブログではその内容を簡単に説明していきます。
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さて、結論から言いますと「視点(抽象度)を合わせる」ということです。
ここでいう「視点(抽象度)」とは、たいていが「上か下か」の違いです。つまり、視点が高いか、それとも低いかということですね。
たとえば、AさんとBさんという人がいたとしましょう。
で、Aさんは「人は痩せた方が良い」という考えを持っていたとします。それに対してBさんは、「人は魅力的であったほうが良い」という考えを持っていたとします。
この二人は「視点(抽象度)」が全く違うわけですね。この場合だと、「Aさんの方が視点が低くて、Bさんの方が視点が高い」という状態です。
これはどういうことかというと、Aさんは「人は痩せれば全てOKなんだ」という考えを持っているわけなんですね。痩せることができたらモテるし、面接にも受かる、と。
言ってみたら、それが「答え」なわけですね。つまりAさんは「答えを求める思考」なわけです。
それに対してBさんは「人は魅力的であったほうが良い」という考えですよね。これは非常に抽象的です。なので「答え」ではないわけですよ。
「魅力的」であるためにはどうすればいいか。そのためには、色々な概念が考えられますよね。
痩せれば良くなる人もいるかもしれないし、人によっては太った方が良い場合もあります。また「痩せる or 太る」こととは関係なく、「勉強する」とか「筋肉をつける」などのような別の考え方も生まれてきますよね。
なのでAさんの主張は「答え」ではないわけです。
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で、こういう視点が違った者同士が話をした場合に、なぜ話がかみ合わないかというと・・・
たとえばBさんは、ある時は「痩せた方がいいよ」という意見を言ったかと思えば、またある時は「太った方がいいよ」という意見を言うこともあります。
でも、こういう意見を聞くと、視点の低いAさんからは、「Bさんはこないだ言ったことと話が違う。矛盾してる」という風に感じてしまうわけです。
だけどBさんの中では全然矛盾してないんですね。「人は魅力的であったほうが良い」という考えを実現するために、ある人には「痩せた方がいい」と言うし、またある人には「もうちょっと太った方がいいよ」と言うわけです。
だけど視点の低いAさんにはそれが理解できないわけです。
だからこそ、AさんとBさんは話が噛み合わないのです。なので相手と「話が通じないな」と感じた場合は、「相手の視点に合わせる」ということが必要です。
自分の方が「視点が低い」と思ったら、ちょっと上に上げてみるという意識が必要です。逆に自分の方が「視点が高い」と感じた場合は、視点を低くして相手に話を合わせていく必要があります。
今回の話、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
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