モノを買っても幸せにはなれない。今そこにある幸福に気づく重要性【ヘドニック・トレッドミル現象】

 

2019年の日本の幸福度ランキングは、58位でした。これは、G7で最下位、OECD加盟国36ヵ国中、32位です。
かなり低いですね。

一方、日本の経済大国ランキングは世界で3位です。経済大国ランキングとは、GDPなどの指標をもとに算出されるランキングです。

経済の世界3位でありながら、幸福度は低いという現実。この原因は、もちろん、ひとつではありません。

その中で、今回は「ヘドニック・トレッドミル現象」に注目してみます。

 

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「ヘドニック・トレッドミル現象」とは、「物事を獲得しても、やがてそのありがたみは薄れてしまう」という現象のことです。

昔は、モノを所有することが幸せとされていました。
事実、日本の昔話、たとえば桃太郎は、「最後は宝物に囲まれて幸せに暮らしましたとさ」と終わっています。

しかし、現在は、桃太郎の時代から比べたら、私たちはものすごい量の宝物に囲まれて暮らしています。
便利な家電製品があふれ、日本にいながら、世界の情勢をインターネットで知ることができます。

それでも、幸せを感じることができません。
これこそが、「ヘドニック・トレッドミル現象」なのです。

まずは、今ある幸福に気づきましょう。
当たり前に暮らせる幸せ。それを十分に味わいましょう。

 

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もちろん、これだけでは不十分です。

今に満足してしまったら、脳からドーパミンが分泌されません。
ドーパミンは、幸福感を感じさせるための神経伝達物質です。

「適度にドーパミンが出ている状態が続くこと」が幸福感を感じるカギです。

つまりは、「今の状況に感謝しつつ、さらなるワクワク感を求めて上を目指し続ける」これこそが、幸福感を感じながら生きていくコツなのです。

 

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モノを所有する、何かを達成する、賞を受賞する、など・・・そのときどきで、「何かを得る」ことはあるでしょう。

しかし、それはやがて「ヘドニック・トレッドミル現象」によって、ありがたみが薄れてしまいます。
なので、まずはその「ありがたみ」を何度も何度もかみしめて、薄れさせないようにしましょう。

それと同時に、さらなる上を目指して、脳内からドーパミンを出していきましょう。

あなたの未来のために。

 

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