「低い声」の人の悩み「聞き返される」問題。僕はこうやって解決した

低い声は、聞き返される
低い声の曲 男声 「感覚を研ぎ澄ます」【a singer with a deep voice】

 

(上に貼ったYouTube動画は、僕のサブチャンネルです。「低い声で歌う」シリーズとして開設しました。)

 

天野カズです。今回は、「低い声」の悩みについて書きます。

僕は、子供の頃から低い声です。20代中盤くらいまで悩み続けました。僕の場合は発声や滑舌を治すことで、コンプレックスは解消されました。

 

「低い声」の人の大問題。「聞き返される」

 

さて、そんな「低い声」の人によくある悩みとして、「聞き返される」という問題があります。この対処法としてよく言われるのが、

「はっきり言う」

「腹式呼吸で発声する」

があります。しかし、これは声の低い人の悩みを本当の意味で理解していない人のアドバイスです。声の低い人なら、以上の2つのことは有効ではないことは、わかるはずです。というのも・・・

 

「低い声」の人がはっきりと発声すると、「怖い」という印象を与える

 

低い声の人がはっきりと発声すると、「怖い」という印象を与えるからです。実際、僕はかつてこの「対処法」で失敗しました。

「怖い」と言われてしまいましたし、学生時代にやっていたバイトの接客でその発声法をしてみたら、お客さんから「喧嘩を売っているのか?」と言われたこともあります。

だって、考えてみてください。低い、ドスの効いた声で「いらっしゃいませ!」と言うんですよ?そりゃ、お客さんとしては「なんだこいつ?」となるのは当然です。

声の低い人は、普通の声で話すと相手に届かないし、かといって、はっきりと発声すると、とたんに迫力が出すぎてしまう、という、ジレンマを抱えているのです。

では、どうすればいいのでしょうか?

 

高い声で発声すればいい

 

対処法は二つあります。まず、ひとつ目は、「高い声で発声すること」です。

いくらい地声が低い人でも、ある程度、声を高くして話すことはできます。こうすれば、不思議なくらい、相手によく届きます。

ただ、この方法にはいくつかの問題があります。それは・・・

みんなから「キャラを変えたのか?」と言われてしまうことです。まわりからすると、とても「作為的」な感じがして、正直、いい印象は与えません。そしてもうひとつ問題があります。それは・・・

のどが疲れること

です。声優さんの場合は、いろんな声を使い分けますが、僕たちは声優ではありません。ずっと、「作った声」で話すわけにはいかないのです。作った声で話しているかぎり、のどが疲れてしまい、場合によってはのどを壊してしまうことにもなってしまいます。

なので、「高い声で話す」という対処法は、あくまで「時々使う」という程度にとどめるべきです。

 

「聞き返されない」ための、もうひとつの方法

 

さて、低い声でもしっかりと相手に届けて、「聞き返されない」ための、もうひとつの方法です。それは・・・

「ひたすら相手に届けよう」という思いを込めて発声すること

です。意外に思われるかもしませんが、実はこれが一番、よく効く対処法なのです。というのも、人間は、気持ちを込めれば、自然に発声もそれに適したものになるのです。

たとえば、あなたが仕事で何かミスをしたときに、まわりの人にどんな声でそれを説明しますか?きっと、「ごめんごめん・・・」という気持ちがこもるでしょう。そうすると、その雰囲気は、発声となって表れてきますよね?

他には、「怒っている」ときは、どうしても怒っている雰囲気を出しながら発声することになります。

それらと同じように、「相手に届けよう」という思いを込めて発声すれば、自然と相手に届くような発声の仕方になるのです。もちろん、細かいことを言えば、腹式呼吸をしてみたり、のどの使い方を工夫したり、というように、「ノウハウ」はあります。

しかし、最終的には、そんな「ノウハウ」は小さな問題でしかありません。一番大事なのは、「相手に届けたい」と思っているかどうか、です。なので、あなたもぜひ、そういうマインドで発声をしてみるようにしてみてください。そうすれば、「聞き返される」ことが、だいぶ減ってきますよ。

 

以上、天野カズからの、あなたへのアウトプットでした。いつも僕のYouTubeトークを聴いていただき、そしてこのブログに訪れていただき、本当にありがとうございます。