YouTubeにてアファメーション配信をしている言霊コーチ天野です。
――団塊ジュニア世代は性格が悪い
そのようによく言われます。
たとえば会社では、
上司からすると、
団塊ジュニア世代は「行動しない」。
部下からすると、
団塊ジュニア世代は「モラハラをしかけてくる」。
そのように言われるケースが多いです。
つまり、「嫌な奴」だと思われているわけです。
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では、なぜ団塊ジュニアは「嫌な奴」になってしまったのか。
それは、団塊ジュニアが育ってきた環境に原因があります。
団塊ジュニアは、
「ひとつの価値観の中で頑張ることが大事」
という世界観を子供時代に植え付けられました。
たとえばスポ根ドラマがそうです。
ひとつの部活をやり遂げた者は評価されます。
そして、辞めた者は負け組とされます。
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つまりは、自分独自の価値観を追求するのではなく、
「すでにある価値観」をひたすら追求する。
これが美徳だと教えられてきたのです。
なので、団塊ジュニア世代は、文化芸能の世界でも、
大物は少なく、小粒が多いです。
たとえば、BOØWYやX JAPANという「価値観」を追求し、
「ヴィジュアル系」という中でひたすら根性を出して頑張る。
つまり、何かを「崇め奉る」傾向があるんですね。
私が記憶する限りだと、
予備校講師への信仰心もすさまじいものがありました。
まさに予備校講師は、「教祖」状態でしたね。
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しかし、こういう思考は、実社会で通用しません。
実社会は、「何かにすがっていれば大丈夫」
という世界ではありません。
すがることができるのは、自分自身です。
自分自身の価値観をしっかりと構築し、
自分を基盤として生きていかないと、
とても身が持たないんですね。
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しかし、団塊ジュニア世代は、40代になってもなお、
「すがる対象」
を求めています。
時には政治家にすがり、時にはYouTuberにすがります。
しかし、ただすがるだけで、自分では何も構築しません。
その様子が、会社の上司からすると、
「行動しない者たち」
と映ってしまうのです。
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また、団塊ジュニア世代は、
自分がすがる価値観以外を敵対視します。
「〇〇すべき」
が口癖で、価値観の違う者を徹底的に叩きます。
その様子が、会社の部下からすると、
「モラハラをする奴」
と映るわけですね。
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もしこれを読んでいるあなたが
団塊ジュニア世代の人ならば、
他の世代から上記のように思われているかもしれません。
なので、時々、自分の行動を振り返ってみることが大事です。
今回のお話、ぜひ参考にしていただけたら、と思います。
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