コツをつかむコツ。それは、五感を鍛え、幸運力(偶然力)を発揮すること。

天野カズです。本日のアウトプットです。

今回は、やる気→集中力→偶然力の、「偶然力」についてのお話です。このブログを初めて見た人のために、偶然力の簡単な説明をしますね。

偶然力とは、一般的にセレンディピティと呼ばれています。セレンディピティとは、幸運をつかむ能力、という意味です。努力すれば、幸運をつかめますよ、という文脈で使われることが多いです。つまり、努力が大事ですよ、ということですね。

ですが、

僕は、セレンディピティ(幸運をつかむ能力)を、もう少し意味を軽くして「偶然力」と考えてみました

幸運というほどのラッキーじゃないけど、偶然を得ることができるよ、ということですね。努力すれば、偶然を得られる、と考えたわけです。

なぜ、そう考えることにしたか、というと・・・人間は、悲観的な考えをしがちで、「幸運など訪れるわけがない」という心理が働きやすいからです。だから、「どうせ努力してもムダだ」と思ってしまうんですね。それが、やる気を失わせる原因になります。

でも、「幸運じゃないけど、偶然なら得られるよ」と考えたら、「それなら、あり得る」と思えます。だから、やる気が出るんです

偶然、というのは、勉強やスポーツの練習をする中で、ちょっとしたコツに気づく、といった程度の意味です。コツ以前の、ヒントでもいいでしょう。そういった偶然は、努力しなければ得られません。でも、逆から言えば、努力しさえすれば、かならず偶然は訪れるのでます。だから、やる気が出るのです。

 

五感を研ぎ澄ませると、気づきを得やすい

五感を研ぎ澄ませると、偶然どころか、それよりも一段、レベルの高い、「気づき」を得ることができます。

人は、物事を先入観で見ます。頭脳の省エネをするためですね。先入観、つまり、あらかじめ頭の中で物事の意味を決めてしまったうえで考えた方が、サクサクと思考が進みますからね。

それは、頭脳にとってとても便利な機能です。でも、「偶然を得る」ということからみると、このことがアダとなってしまいます。なぜなら、偶然や、気づきは、先入観に隠れた部分にひそんでいることが多いからです。

たとえば、女性が化粧をするとき。アイシャドウの塗り方や、口紅の色など、雑誌などでよく紹介されています。で、そのとおりに塗っていくんですが、このとき、五感を研ぎ澄ませることが大事なのです。なぜなら、「雑誌のとおりに塗っているから」ということで、安心してしまうからです。

たとえば、雑誌に「眉メイクは、太めにするといいですよ」と書いてあったとします。このとき、「雑誌に書いてあるからこれで大丈夫」と思って、思考停止し、何も考えずに、太く塗ってしまうことがあります。で、その人に似あってない、ということが起こるんですね。

でも、本人は気づかないのです。

こういうことを防ぐには、五感を研ぎ澄ませるのが一番です。実際に眉を太く塗った自分の顔を見て、「太く塗る、と書いてあるけど、ちょっと太くしすぎたかな」とか、「顔のつくりによっては、似合わないこともあるんだな」ということがわかります。

何かに集中しているときほど、先入観で思考停止の状態になりがちです。集中しているときは、勢いにまかせてどんどん、前に進もうとしますから、先入観で脳の省エネをやりすぎるのです。

でも、それでは、多くの偶然に出会うことはできません。もちろん、集中している限り、少しの偶然には出会います。でも、思考停止していると、多くの偶然には出会えないのです。

多くの偶然に出会うには、思考停止しないことです。そのためのコツが、「五感を研ぎ澄ませること」なのです。

 

 

 

五感を研ぎ澄ませるコツとは?

”多くの偶然(コツ、気づき)に出会うには、「五感を研ぎ澄ませるのがいい」ということはわかった。では、具体的にどうすればいいの?”

あなたは、こんな疑問を持たれたことでしょう。その方法は、無限にあります。あなたが勉強をしているとき「僕は、ちゃんと五感を使えているな」と思えれば、そのやり方で構いません

でも、それではわかりにくいので、いくつか例を出しますね。

 

音読する

これは有名な方法ですね。

しかーし!!!

音読の効果を本当に知っている人はごくわずかだと思います。音読って、すごく強力ですよ。

今は、「速読ブーム」ですよね。だから、みんな、「本は速く読むべきだ」と思っています。でも、時にはじっくりと読むことが大切ですよ。僕は、しょっちゅう、音読しています。特に、スランプのときは、音読はとても効果があります。

もちろん、一冊の本を全部、音読していたら、とても時間がかかります。何より、疲れます(;^_^A なので、全てを音読するのではなく、「ここは大事だ」と思ったところは、じっくりと音読してみるといいですよ。もう、あり得ないくらい、いろんなことが分かりますから。

 

音読がなぜ、効果的なのか?

音読は、ただ読むだけです。なのに、なぜ効果があるんでしょうか?その理由は・・・

「理解した」ことと、「本当に理解した」は違うから

です。つまり、本を黙読した時点では、一応、「理解した」と思ったかもしれません。でも、それは「本当に理解した」ことにはならないのです。こんなとき、「音読」をすると、「本当に理解した」というレベルに行きやすいのです。

たとえば、あなたはこんな経験がありませんか?

 

  • テレビのニュースで、「最近、風邪が流行っているので、気を付けてください」と言っていた。
  • あなたは、それを理解したつもりだった。
  • でも、実際にはあまり対策しなかったので、風邪を引いてしまった。
  • 風邪を引いて初めて、「ああ、そういえば、風邪が流行ってるって言ってたなあ」と思い出した。
  • ここではじめて、「本当に理解した」。

 

というような経験を。僕は、これ何度もあります(;^_^A

つまり、ニュースで聴いたりした程度では、「本当に理解した」とはいえないのです。同じように、本を黙読した程度では、「本当に理解した」とは言えないのです。なので、体の底から、「理解した」と言えるようになるには、五感を使う必要があるのです。つまり、音読ですね。

 

味、においを感じてみる

五感を使う方法としては、「味や、においを感じてみる」というものもあります。これも、とても有効ですよ。

たとえば、あなたがギターをうまくなりたい、と思ったとします。この場合、教則本でいろんなフレーズを覚えるのですが、このときに、味やにおいを感じてみるのです。

  • 「このフレーズは、甘い感じがする」
  • 「このフレーズは、とんこつラーメンみたいな味がする」

 

というように。こうすれば、よく印象に残ります。いろいろな味を、あなたの中で消化させて、演奏することになるのですが、

 

ここで、「味の化学反応」が起きます。これが、「偶然」ですね。つまり、あなたは「コツをつかんだ」ということになるわけです

 

この方法は、ギターだけでなく、学校の勉強にも使えますよ。日本史の勉強だったら、「鎌倉幕府の開幕は、甘い味がする」とか、「勝海舟は、レモンの香りがする」と、あなたなりに五感を使って印象をつけてみてください。そうすれば、ただ文字だけで覚えているより、いろんな「偶然」に出会うことができます。つまり、理解が深まります。

 

まとめ

どうでしょうか?最近は、「なんでもインスタントに、速くやるのがいいんだ」という風潮になっています。だからこそ、じっくりと、「五感で感じ取りながら理解する」ことが忘れられがちです。こういう時代だからこそ、「意識して、五感を使う」ことが大事ですよね。

以上、天野カズからの、あなたへのアウトプットでした。頑張っていきましょう!