くら寿司の店員がゴミ箱に入れた食材を調理しようとした件を、誹謗中傷問題にからめて考える

天野です。

ネットリテラシーについて、記事をいくつか書かせていただいています。

くら寿司の店員がゴミ箱に入れた食材を調理しようとする動画

 

くら寿司で、アルバイト店員が食材をゴミ箱に捨てた後、再び取り出して調理する様子が配信され、問題になりました。僕も見てみましたが、雰囲気的にいかにも「ジョーク」という感じでやっていました。

もちろん、内輪でそういうおふざけをすることは、よくあることです。なので、そこまでは僕も理解できます。

ただ、理解できないのはここからです。撮影者たちが、ネット上にアップしたことです。そんなことをしたら、大きな騒ぎになることが、予想ができなかったのでしょうか。

 

ネットリテラシーが低い人(ネット上の道徳を守れない人)が多い

 

こちらの記事で書いた、ネット上の誹謗中傷問題もそうですが、ネットユーザーの中には、ネットリテラシー(ネット上の道徳意識)が低い人がとても多いです。まさに無法地帯です。

で、こちらの記事でも書きましたが、収益化サイトを運営した経験のある人と、そうでない人の間では、ネットリテラシーに大きな差があります。僕は収益化サイトを2013年から運営していますが、僕のような身から見ると、本当に信じられない書き込みが、ネット上にたくさんあります。

 

道路上に無免許の車が混じっている感じ

 

その感覚は、たとえて言うなら、道路を無免許の車がたくさん走っているような感じですね。というのも、収益化サイトを運営するためには、免許が必要なのです。それは、こちらの記事でも話題にした収益化プログラム(アドセンス)です。

(厳密に言えば、それだけが収益の手段ではありませんが、詳しい話はここでは割愛)

で、この「免許」は、取るのが結構、難しいです。何回挑戦しても取れなくて、あきらめてしまう人もいるほどです。つまり、その「免許」を取った人は、それだけしっかりとネット上のルールを学んでいるわけですね。

一方、「免許」を持っていない人は、ルールを全く学んでいませんから、本当にやりたい放題です。「免許」を持っている人からすると、信じられない書き込みを、感情のおもむくまま次々と書き込んでいます。

 

 

 

 

ネットといえども、人と人との対話

 

ネットユーザーとしてwebの画面をずっと眺めていると、ついつい感覚が麻痺してしまいます。自分の書き込みを読むのは、人間だということに気づきません。つまり、結局はリアルの場で対話しているのと同じなんです。

リアルの場では絶対に口に出さない言葉を、ネットだと書いてしまうんですね。

実際、僕はネット(メール)を通じて誹謗中傷を受けた人と実際に会ったことがあります。それは、以下の記事で書きました。

ネットで誹謗中傷されたり、叩かれたりしたときの心の対処法

僕がネット上で行っている物販業でトラブルになった人です。リンク先の記事でも書きましたが、会ってみると友達になれそうな人でした。ネット上での下品な言葉づかいがウソのように思えました。

 

みんな、普通の、しっかりとした常識人

 

考えてみてください。あなたのまわりに、「心底、ヤバい奴」って、いますか? おそらくいないはずです。

ほとんどの人は常識人です。多少の荒くれ者がいたとしても、せいぜい、ちょっとやんちゃな程度です。それなのに、ネットを見ると、「心底、ヤバい奴」がうようよしていますよね?

リアル世界では、「低〇」とか「サイコパス」とか「キチ〇〇」といった言葉を使う人はほとんどいません。つまり、やはりみんな、常識人なんです。

僕は、ブロガーのとまべっちーさんが「ひどい言葉」を使って誹謗中傷していることを批判しましたが、とまべっちーさんは、教育の世界で長年、実績をあげている人です。なので、しっかりとした常識人なんです。

そんな人でも、ネット上では「ひどい言葉」を平気で使ってしまうのです。これはとても恐ろしいことです。

なので、ネット上で「ひどい言葉」を使っている人は、ぜひ冷静になっていただいて、それは「恥ずかしいこと」だと気づいていただけたら、と思います。