誰かをモデリングしてやる気を出す方法

天野カズです。本日のアウトプットです。

今回は、「誰かをモデリングしてやる気を出す方法」について書きます。

僕のブログの基本思想は、「やる気→集中力→偶然力」の流れが大事、ということで進めています。今回は、その中の「やる気」の部分についての記事となります。

 

突然ですが、質問です。進学校は、なぜ進学校でいられるのでしょうか?

「進学校」と呼ばれている学校がありますね。学力優秀で、有名大学に多くの卒業生を送り込む学校です。そういうことから、一般的に進学校は、「生徒に特別な指導をしているから、進学校でいられるのだ」と思われています。あなたも、もしかしたら、そう思っているかもしれません。

でも、実は、違うのです。もちろん、進学校は、他の高校に比べれば、進学に力を入れています。でも、一番重要な要素はそこではありません。進学校が、なせ進学校でいられるのか、その一番の理由は・・・

「生徒のほとんどが進学するから」

です。

「そんなの当たり前じゃないか!理由になっていない!」とあなたは思ったかもしれません。しかし、現実に、そうなんです。そのあたりを、もう少し詳しく説明してみますね。

僕は高校時代、進学校に通っていました。だからこそわかるんですが、特別、授業が優れていたとか、そんな印象はありませんでした。あなたがもし、進学校出身者なら、「激しく同意!」と言ってもらえますよね?そうなんです。授業も先生も、いたって普通でした。

でも、そんな「普通の授業、普通の先生」という学校だったにもかかわらず、僕は勉強を頑張りました、その理由は・・・

「クラスメートがみんな、勉強するから」

です。つまり、毎日一緒に過ごすクラスメートが、授業で難しい問題を解いているのです。そうなれば、僕も同じ環境にいる者として、「あいつがこの問題を解けるなら、俺にもできるはず」という意識になります。セルフイメージがあがるんですね。

だから、家でも、しっかりと勉強をしなければばらない、と自然に思うようになっていました。

これは、僕の進学校だけの事例かもしれないと、当時は思っていました。しかし、大学進学後、僕は、大学の友達に、高校時代、どんな授業をしていたか、訊いてみました。僕の大学は、進学校の出身者が多いところです。だから、訊いてみたのです。

すると、少なくとも、僕の訊いた範囲では、「特別、授業のクオリティが高かったということはない。ただ、まわりが勉強するから、自然に、自分も勉強した」と答えていました。

これでわかるのは、

人間は、他の人間を見て自分の行動を決めるという性質がある

ということです。この場合、クラスメート、つまり自分と同じ年齢の、同じ地域の、特に自分と何も変わらない人たちが、勉強で頑張っているのです。だから、自分も同じような意識でいられるのです。自然、進学校は勉強がしやすい環境、ということになります。つまり、自分がモデリングすべき人間が、クラスにたくさんいる、というわけなのです。

「やらなければならないことに、やる気がでない」という場合、どうするか?

あなたがもし、やる気が出ないと悩んでいるとしたら、まずは、「モデリングできる、自分とよく似た成功者」を探してみましょう。その人がすんなりとできているのですから、あなたにもやれる可能性があるのです。そうすると、やる気が出てきますよ。

たとえは、ピアノを弾けるようになりたいのに、練習にやる気がでない、という場合。友人とか、ネット上などで、あなたとよく似た境遇の人を探してみましょう。この場合だと、「ピアノをまだ始めたばかりだけど、ある程度弾けるようになっている人」がいいですね。

その人がもし、youtubeなどで演奏を披露していたら、見てみましょう。もちろん、その人もピアノを始めたばかりだから、うまくはありません。でも、確実に、ある程度は弾けています。これを見れば、あなたに勇気がわきあがるはずです。

「なんだ、僕とよく似た感じの人で、しかもピアノをまだはじめたばかり。でも、これだけ弾けるんだ。なら、僕にも弾けるはずだ」と。

そうすれば、「前向きに練習しよう」という気持ち生まれてきます。つまり、やる気が出るというわけです。

 

ロジャー・バニスターが「4分の壁」を破った話、これは参考になる!

モデリングするとやる気がでる、という事例について、もうひとつあげますね。

1950年代のイギリスの中距離の陸上選手に、「ロジャー・バニスター」という選手がいます。つい先日、2018年3月3日に88歳でお亡くなりになられ、ニュースでも話題になったのであなたは名前はご存じかもしれなません。

この選手は、心理カウンセリングや自己啓発の世界でよく名前が出てくる人です。その理由は、「壁を越えたから」です。

どんな「壁」だったかというと・・・

1マイルを4分を切って走るのは、無理とされてきました。これが「壁」です。しかし、ロジャー・バニスターは、4分を切る記録を出したのです。このことから学べることが2つあります。以下に、ひとつずつ、説明しますね。

 

①「無理だと思うと、本当に無理になってしまう」ということ

1マイルを4分切って走ることは、当時、他の選手は、みんな、無理だと思っていたんです。まさに「壁」です。だから、4分を切ることができませんでした。これは、マインドブロックがかかっている状態です。どんなに頑張っても、心の奥底で「どうせ無理だ」と思っているのですから、その思いが邪魔をしてくるのです。

しかし、ロジャー・バニスターは違いました。彼は、自分で科学的に検証した結果、4分を切ることは可能だと確信したのです。その気持ちがあったから、4分を切ることができました。

もちろん、最初からうまくいったわけではありません。しかし、マインドブロックが全くかかっていない状態ですから、何度もトライした結果、4分を切ることに成功したのです。

さて、ロジャー・バニスターが4分を切った話から、学べることのもうひとつは・・・

 

②「壁を誰かが打ち破ると、他にもどんどん、壁を越す人が現れる。」

ロジャー・バニスターが4分の壁を越すと、驚くことに、他の選手も次々と、4分の壁を越すようになりました。もちろん、それまでも、他の選手は4分の壁を越そうと思って必死に頑張っていました。

しかし、心のどこかで、「4分の壁は人間には越せないんだ」という思いがあったのです。だから、潜在意識が邪魔をして、いくら努力をしても4分の壁を越せなかったのです。

そんなとき、ロジャー・バニスターが4分の壁を越したものですから、「マジかよ!人間に4分を越すことって、できるんだ!」と完全に意識が変わりました。つまり、マインドブロックが全くかかっていない状態で努力をすることができるようになったのです。だから、他の選手もどんどん、4分の壁を越えていきました。

あなたは、今、挑戦していることに、やる気が出ていますか?それとも、いまいち、やる気が出なくて悩んでいますか?もし、やる気が出ないのだとしたら、心のどこかでマインドブロックがかかっているかもしれません。つまり、

  • 俺なんて、才能ないからどうせ無理だよ
  • どうせ、今から始めても遅いよ
  • 他の人がレベル高すぎて、テンション下がるなあ

 

という思いが、心のどこかにあるのです。たとえ表面上は、「俺はやる気まんまんで取り組んでるぞ!」と思い込んでいても、潜在意識がブロックをしていたら、なかなか前に進みません

なので、潜在意識レベルで、前向きに考えて努力する必要があります。そのためのコツが、「あなたと同じような境遇の成功者を探して、その人をモデリングする」ことです。同じような人が成功しているのですから、「俺もきっとできるはず」と励みになりますよ。

そうすれば、やる気がわいてきて、結果、集中力を発揮して今の仕事に取り組むことができますよ。

まとめ

やる気を出す方法は、いろいろあります。その中で、今回は、「モデリングすることでやる気を出す」方法を書きました。

自分とよく似た境遇の成功者をモデリングすれば、「あの人にもできたんだから」という気持ちがわいてきて、それがやる気となります。ぜひ、参考にしてくださいね!

以上、天野カズからあなたへのアウトプットでした。頑張っていきましょう!