N国党や平塚正幸周辺の多数派の歴史を振り返る◆YouTuberやリスナーの支持の流れ

 

YouTubeにてアファメーション配信をしている「天野のメモ」です。

 

今回は、「N国党周辺の多数派の歴史」について振り返ってみます。

もともと立花孝志さんがYouTubeで活動をはじめた黎明期の2013年~2014年ごろは、立花さんを支持すると「おかしな奴」認定されていました。まあ、立花さんのYouTube配信が過激でしたからね。

当然、この頃はまだ、YouTube内でN国党を支持する人は「少数派」でした。

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ところが、2015年あたりから風向きが変わります。その頃は、コアなN国党ファンが増え始めました。すでに立花さんは政党団体(「NHKから国民を守る党」)を立ち上げ、実際に地方議員にもなっていたので、信用度が増していったから、という側面はあるでしょう。

そして忘れもしない2016年。立花さんは都知事選に打って出ました。あの有名な政見放送。あれで一気に名前が売れましたね。

この時期は、立花さんを支持しても「おかしな奴」認定はされなくなっていきました。しだいに、N国党のYouTube内での支持率は、多数派に近づいていきました。

 

そして、2019年4月の統一地方選挙でNHKから国民を守る党は躍進し、風はN国党に流れていきました。もはや完全に、YouTube内でのN国党の人気はすさまじく、ほぼ「多数派を取った」と言ってもいい状態になりました。

で、同年、2019年の参院選でN国党は政党要件を満たし、立花さんはワイドショーやYouTubeチャンネルに引っ張りだこの状態になりました。

この頃は、NHKから国民を守る党を批判すると、「集中砲火を浴びる」という状態になりました。そうです。この時点でN国党はYouTube内では「多数派」になったのです。

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その時期の、マツコ・デラックス騒動。あの人気者のマツコさんですら、立花さんに対抗することはできませんでした。MXTV前に多くのYouTube配信者、リスナーが集まり、まさに、絵にかいたような「追い風」がそこに吹いていました。

その追い風を利用して再生数を稼ごうとするYouTuberは後を絶たず、それだけでなく立花さんは堀江貴文氏やメンタリストDaiGo氏レベルの有識者にまで後押しされる状態となりました。

この頃YouTubeで立花さんを批判した者は、コメント欄で矢のような集中攻撃を受けたものでした。ちなみに私もその攻撃を受けた一人です。私は、N国党の支持者でありながら、N国党の手法にはいくつか疑問を持っていたので、それを配信したら、そりゃもう、誹謗中傷の嵐がすごいことになりました。

それはともかく、N国党の勢いはすさまじく、これは永遠に続くかと思われました。

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風向きが変わったのは、2019年10月の衆議院埼玉選挙区補欠選挙の頃です。ここで、「池袋騒動」という、N国党の選挙運動トラブルが起きました。

その中心人物は、N国党の公認候補者の平塚正幸氏。

そのトラブルはN国党全体へと波及していき、N国党の中枢人物である田中健氏、吉田真人氏をも巻き込んでの大騒動になりました。まさにこの時、多数派は平塚正幸氏に流れました。「N国党はけしからん。平塚正幸をいじめるとは何事か」そういう声が多く聞かれるようになったのです。

平塚正幸氏を支持する熱量はすさまじく、平塚正幸氏を批判する者は吊るしあげられる状況でした。事実、平塚正幸氏を批判したYouTuber、豚骨やまゆうさんは、リスナーから大バッシングを受けてしまいました。

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さて、そんな流れが、一気に変わる出来事が起きました。平塚正幸氏の人気が落ちていったのです。それは、「はぐれ哲学者」さんの告発動画シリーズがきっかけでした。

はぐれ哲学者さんは、N国党周辺YouTuberとしてかなりの人気を誇っていた人でした。その人が、平塚正幸氏と裏で起こしていたトラブルについて動画で告白したのです。その際、はぐれ哲学者さんは自分の本名と身分を明かしたことも大きく影響しました。

 

 

はぐれ哲学者さんは、アメリカの大学の准教授とのことでした。つまり、もともと持っていた人気に加えて、はぐれ哲学者さんに権威性が加わったのです。

そのはぐれ哲学者さんが平塚さんを批判したのですから、N国党周辺リスナーたちの流れは一気に「アンチ平塚正幸」へと傾いていきました。

ちょうど、この騒動の煽りを受けて、N国党の人気は下降していました。コアなN国党支持者は、この原因は「平塚正幸氏にある」として、平塚正幸氏への風当たりが強くなっていきました。

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2020年1月になると、YouTuberの中では「平塚正幸氏を叩くことは何の抵抗もない。むしろ再生数が稼げる」という状況が生まれ始めました。それだけでなく、「N国党ももはやオワコン。叩きまくろう」という流れも生まれ、もともとはN国党支持者だったYouTuberも次々と「アンチN国党」へと転向していきました。

さて、現在(2020年4月)の状況は果たしてどうでしょうか。

それは、「平塚正幸氏もN国党も、すでにN国周辺リスナーは関心はない」という状況です。今、N国周辺のリスナーが興味があるのは、「N国周辺のYouTuberやリスナーたちのトラブル」です。

 

むしろ、今、平塚正幸氏やN国党を擁護すれば、人気は落ちます。

特に平塚正幸氏に関してはその傾向は顕著です。現に、平塚正幸氏を支持していたYouTuberの多くは、今は平塚正幸氏を積極的に支持することは控えています。

それどころか、平塚正幸氏を「ネット上のおもちゃ」にし、いかに上手に「いじる」「茶化す」ことができるか。それがうまくできたYouTuberが人気を得るという状況になっています。

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思い出します。ちょうど一年前。

2019年の4月ごろに、N国党周辺YouTuber第一号として出現したサーファーTAKASHIさんが活躍していた頃のことを。あの頃は、「N国党を批判する者は叩かれる」という状態でした。そこから、目まぐるしく流れは変わり、平塚正幸氏が支持されるようになり、今やその平塚正幸氏の人気も落ちてしまっています。

「流れ」というものは、本当にはかないものですね。

「流れ」いうものに、社会が左右されるのは恐ろしいことです。やはり、いちいち流れに左右されないで、一人一人が自分の頭で考える空気ができあがらないと。

「流れ」というものは、良いときはいいですが、いったん、悪い流れになってしまったら、もう誰にも止められませんからね。

 

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