YouTubeにてアファメーション配信をしている「天野メモ」です。
今回は、「N国党(NHKから国民を守る党)ブームは去ったけど、N国党は必要」というお話です。
昨年(2019年)は、N国党ブームの年でした。国政政党に昇格し、ネットを中心に大きな話題になりましたね。
しかし、その手法が炎上商法に頼ったものであったため、その副作用から、今は多くの人に飽きられてしまって、ほとんど話題に上がらなくなってしまいました。
ただ、個人的には、この状況はとても良いと思っています。
ブームの中にいると、過剰なことが求められます。だけど、静かな状況だと、落ち着いて党運営ができますからね。
で、そんなN国党。私は、日本になくてはならない政党だと思っています。
なぜなら、「NHK改革を実現しうる党」だからです。もちろん、国会の中で多数派を取って、それでNHK改革を実現するというのは難しいでしょう。
しかし、N国党が存在し続けて、NHKにプレッシャーをかけ続けることで、やがてNHK改革は実現する可能性があると私は見ています。
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さて、ではなぜそもそもNHK改革が必要なのか。その理由ですが、この一言に尽きます。
「日本の情報網が乱れているから」
です。
日本は情報の法規制が緩く、諜報機関の力も弱い状態にあります。
これは、「言論の自由がある」という意味ではとてもいいのですが、そのかわり情報が乱れてしまいがちになります。
情報が乱れているということは、
- 耳障りのいい情報
- 目立つ情報
ばかりが人気を得てしまうということです。
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これを、「子育て」に当てはめて考えてみましょう。
子供を育てるときに、子供に、
- 耳障りのいいこと
- 目立つこと
ばかり言い聞かせるでしょうか?たとえば、おもちゃをたくさん買ってあげたり、派手でチカチカする映像ばかりを見せるでしょうか?
普通、そんな育て方はしませんよね?
時には叱ることも必要です。チカチカする映像を見せるだけでなく、本を読み聞かせることも必要です。
叱らないと、子供はどんどん、堕落していきます。
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また、チカチカした派手なものばかり見せると、脳によくありません。なぜなら、前頭前野の機能を使わなくなってしまうからです。
前頭前野は、人間的、理性的な部分をつかさどる場所です。しかし、チカチカした映像は、理性的な判断を経ることなく、視覚情報から直接、脳の感情的な部分に働きかけてしまいます。
つまり、派手な情報ばかり見せると、人は「モノを考えなくなる」のです。
なので、子供には派手な映像ばかり見せるのではなく、本を読み聞かせることによって、「自分の想像力を働かせる」能力を育てることが必要です。
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これは、大人も全く同じことです。
叱らないで、「耳障りのいい情報」や「派手な映像」ばかり与えると、堕落していきます。
そして、最終的には「日本の国力が落ちてしまう」ということにもなりかねません。
たとえばYouTubeは、「多くの人に好まれそうな映像(耳障りのいい映像)」がおすすめに上がってくる、というシステムになっています。
つまり、YouTubeを見ているかぎり「耳障りのいい映像」ばかり目にする、ということになります。
なので、私は、NHKはYouTubeチャンネルを持ち、YouTube内で大きな力を持つことが必要だと思っています。
そうすれば、その他の「耳障りのいい映像」に紛れて、常にNHKの映像もおすすめに上がってくる、という状態になりますよね?
このことで、日本人の最低限のリテラシーは保たれるはずです。
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ただ、そうした政策も、そもそもNHKが健全な状態であることが前提で成り立つものです。
NHKの情報自体が乱れたものだったら、全く意味がありません。
だからこそ、NHK改革が必要なのです。
そして、そのためこそ、N国党の存在は重要だと私は思っています。
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