N国界隈の人は大橋さんの言うような人もいるだろうけど、一方で地位が高い人も多いと私は感じる。かつての余命ブログ騒動のときもそうだったね。調べたら、高い地位の人が多かった。N国界隈民には元ネトウヨがスライドしてきた層もあるから、そういう層は地位が高いのかも。 https://t.co/gYK8zTbonB
— 天野メモ【生きる知恵を語る】 (@amano_memo) June 4, 2020
YouTubeにてアファメーション配信をしている「天野メモ」です。
上記は、私のツイートです。
大橋昌信議員が上記動画内で語っていることを要約すると
「私を批判する者は、地位も年収も低い。だから、私に嫉妬して叩いてくるんだ」
です。
まあ、このようなことは、しばしば言われることです。一般的に、「ネットで誰かを攻撃する人」というのは、日常生活ではうだつのあがらない生活をしているため、そのストレス発散としてやっているんだ、ということですね。
もちろん、そのような人もいるでしょう。ただ、実際はそうではなく、むしろ「地位が高い人が多い」という統計データもあります。
その一例として、下記をご覧ください。
(YouTubeチャンネル 岡本貴晶【タカ太郎】さんの動画より)
上記は、池谷裕二氏(東京大学薬学部教授)がSNSに誹謗中傷を書き込む人々についての調査結果を説明した内容をまとめたものです。
ざっくりと言うと、
- 誹謗中傷する人の割合は、非常に少ない(1.5%くらい)
- 誹謗中傷の書き込みをする人は、男性なら、年収が高い人、女性は、主婦が多い
- リアルの生活で良い人を演じているストレスのはけ口から、誹謗中傷をしているものと思われる
です。
この研究結果を信じるとするならば、大橋昌信議員が動画で語ったことは間違っている、ということになります。
むしろ、社会的地位が高い人たちが、大橋昌信議員をネットで攻撃している、と見ることができるでしょう。
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ただ、全員がそうではなく、大橋昌信議員が言っているような層もいるとは思います。また、「誹謗中傷」ではなく「強い攻撃」のレベルの人は、また話が違ってくるでしょう。
いずれにしても、大橋昌信議員は、まるで自分を攻撃する人全員が「社会的地位が低いから、私、大橋に嫉妬している」かのような言いぶりですが、それは「言い過ぎ」と言えるでしょう。
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ただ、「誹謗中傷」であっても、「強い攻撃」であっても、それそのものは、醜い行為であることには変わりはありません。たとえば、もし、あなたが誰かの「誹謗中傷・強い攻撃」をネット上で行っているのならば、それを、ご自分の息子さんや、親しい友人に言うことができますか?
できないはずです。それに、上記の岡本貴晶さんの動画でわかるとおり、そもそも「誹謗中傷をする人は、非常に少ない」のです。普通の人は、そんなことはしません。
なので、誰か攻撃したい人がいたとしても、それをそのままその人に向けるのではなく、自分のパワーに変えて、社会的意義のあることや、自分の仕事に向けていく意識は大事ですね。
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