「論破したがる人」には2種類のパターンがある◆相手にしていい場合 ダメな場合

【生きる知恵】「論破しにかかる人」には2種類ある◆相手にしていいケース ダメなケース

 

YouTubeにてアファメーション配信をしている「天野のメモ」です。

 

今回は「論破しかかる人には2種類のパターンがある」というお話をいたします。

このお話を聞くことで「議論」というものの本当の意味がわかるようになります。

そして、その「議論」を正しく使って自分の人生をより良い方向に向けることができるようになります。

なお、「議論」というものを間違って使ったら、あなたの人生が悪い方向へと導かれてしまいます。

なので、ぜひ今回のお話を聴いていただけたら、と思います。

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さて、まず「論破」というものの実態について触れてみましょう

「論破」とはその単語だけ見ると「論理で圧倒する」というイメージで捉えられてしまいます。

しかし実際は「論理」で圧倒しているのではなく、「力」で圧倒しているのです。

つまり・・・

  • 武力
  • 数の力
  • 空気の力
  • 権力

 

以上のような「力」を持ったものが「論破」という名目で相手を圧倒する。これが「論破」というものの実態なのです。

たとえば、過去のニュースを思い出してみてください。過去、散々叩かれた人を今、思い出してみると、

「あの人って実はそんなに悪くなかったんじゃないかな」

と思えてくるようなケースってありますよね? このケースでは当時、「数の力」や「空気の力」を背景に評論家などが相手を「論破」という名目で圧倒したわけです。

なので、その時は「相手が悪い」というふうに見えてしまいましたが、時間が経って「数や空気の力」が取れた上で当時の事を思い出すと、

「別にあの人って悪くなかったよね」

と冷静に判断することができるのです。

つまり、私が言いたいのは「論理で圧倒している」パターンはほどんどないということです。

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そもそも、「論理」というものは、究極を言えば「神の領域」になります。というのも、「論理」というものは一つですよね?

しかし、多くの人が使っている「論理」というものは実は一つではないのです。人によって「論理」が違うのです。

言ってみれば、多くの人が使っている「論理」は「論理」ではなく「論理のようなもの」です。「本当の意味での論理」は神にしか分かりません。

たとえば、あなたはこんな光景を目にした事がありませんか?

――AさんとBさんが議論をしている。そして、お互いに「論破した」と言い張っている。こんな光景を。

これっておかしいですよね? だって、論理は一つのはずですよ?

これはつまり、

  • Aさんは「Aさんの論理」でBを圧倒した
  • Bさんは「Bさんの論理」でAを圧倒した

 

こういうことに過ぎないのです。

これが「論破」の実態であり、本当の意味で「論理で圧倒している」ことはほとんどないのです。

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しかし、そうは言っても議論・論争というものは世の中に溢れていますよね? では、どうやってその議論・論争というものにかかわっていけばいいのでしょうか。

ここで頭に入れておきたいが、まさに今回のタイトルである「論破しに掛かる人」には「2つの種類がある」ということです。

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まず一つ目は議論を「ツール」として使い、論破しにかかっている人です。

こういう人の狙いはたとえば「ブランディング」のためであったりします。実際、論破したように見せかけることができたら、自分に何らかの「得」がありますよね?

たとえば「金・権力」に結びついたり、「空気」を掌握できたり、などですね。そういったことを得るために、論破しにかかってくるわけです。

で、このタイプの人は「自分は必ずしも正しいわけではない」ということをよく分かった上で論破しにかかってきます。

まさに「議論」というものを「ツール」として考えているわけです。

私は、「議論」というものはこういう風に使うべきだと思っています。まあ、あくまで何か狙いがあったうえで「便宜上」で行うということですね。

で、こういったタイプの「論破しにかかる人」は「認知の歪み」がありません。

「認知の歪み」というものは認知行動療法で言われる10個の認知の特徴です。たとえば「二分割思考」であったり「過度の一般化」であったりします。要するに「物事を大げさに考えがち」ということですね。

たとえば、ある政治家が「その案には興味がある」と言っただけで、

「あの政治家はこの案に賛成なんだ!」と極端に考えてしまうようなことですね。これを「認知の歪み」と言います。

で、あくまで「ツール」として議論をする人はこの「認知の歪み」がないわけですね。なので、物事を冷静に判断することができる人であり、最終的には分かり合える相手です。

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そして、二つ目の「論破しにかかる人」は「本気で論破しに掛かる人」です。

ここまで説明した通り、本当の意味で「論理で圧倒する」ということはほとんどできません。

しかし、それをやろうとしてくるわけですね。こういう人は、文字通り「かなり本気」です。で、「本気」であるがゆえに「粘着傾向」があります。

つまり、議論をやめることなく、延々と続けてくるということですね。こういう人の特徴は「認知の歪み」があることです。

なにせ、最終的に「論理で答えが導き出せる」と思いこんでいるわけですから。曲解でも何でもいいので答えを導き出そうとしてきます。それが「認知の歪み」となって現れてくるわけですね。

たとえば「言葉尻をとらえる」とか「揚げ足を取る」などは典型的な「曲解」のパターンですよね。

こういう人とは当然ながら、永遠に分かり合えません。

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さて、最後に、もしあなたが論戦を挑まれたらどうすればいいでしょうか。それについて語ります。

まず、相手が「ツールとして論破しにくるパターン」だった場合。これはあくまで「ツール」であり「プロレス」であると認識しましょう。

なので、もし相手と利害が一致するなら議論を受けても良いでしょうね。

たとえば、お互いに議論を盛り上げることによってYouTubeの再生数を上げる、といったパターンはよくありますよね?これは、お互いに「プロレス」だと分かった上で行っているわけです。なので、十分に意義があります。

もちろん、嫌なら議論は避けた方がいいです。相手もあくまで議論は「ツール」であり「プロレス」だと分かっていますので、そこまでしつこく追いかけては来ません。

まあ当然ながら、相手はあなたを論破しかかることで利益を得たいわけですから、悪口を言ったりすることもある思います。でも、相手とすればそれは本気ではないわけですね。

まあ、相手には相手の事情があるでしょうから、それはそれとして相手の意を汲んであげて、後はスルーしましょう。

相手もそこまでしつこくはないし、全く気にすることはありません。

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そして次にもし「本気で論破しにかかるパターン」だった場合。

これは「スルー一択」です。議論を受けるという選択肢はありえません。なぜなら議論の意味が全くありませんから。

ただ、スルーしつつ「相手をいたわる心」は必要です。これは皮肉でもなんでもなく、

「相手は本気で論理というもので圧倒しようとしているのだな」とか

「そういう人生って辛くなるよな。いつか気づいてくれたらいいのにな」

と、こういう心で相手を思ってあげることが必要です。繰り返しますが「皮肉」で思ってはいけませんよ。皮肉で思ったら必ず相手に伝わります。

そうではなく、本当の意味で相手の「心の影」というものを思い測ってあげる、その優しさが必要です。そのように相手を思いやることができたら、その思いはほんの少しですが相手に伝わる場合があります。

もちろん、「スルーしつつそういう思いを持つ」ということですよ。わざわざそんなことを相手に言う必要はありません。

いずれにしても、「相手をいたわる心」を持っていれば、相手にそれが少し伝わって、相手がこちらを攻撃する手を緩めてくるということがあります。

それにプラスして、スルーし続けていたら相手もエネルギーを消耗します。なので、そのエネルギーの消耗と共に、相手も攻撃を辞めるようになります。

で、もしそれでもしつこく絡んでくるのなら、その場合は法的機関に依頼するような段階に入ります。自分で対処せずに、後は専門家に任せましょう。

今回の話、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

 

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