平塚正幸氏がよく使うトンデモ用語「支配者層」について【支持はできないが気持ちはわかる】

(この記事は、「平塚正幸氏やN国党に興味がある人」向けです)

YouTubeにてアファメーション配信をしている「天野のメモ」です。

国民主権党の平塚正幸さんは、よく「支配者層」という言葉を口にします。これが、多くの人が平塚さんを「トンデモ論者」だと思ってしまう原因です。

ちなみに私も、平塚さんは「トンデモ論者」だと思っています。しかし同時に、「平塚さんの気持ちもわかる」と心のどこかで思ってもいます。

「わかる」というのは・・・

私が現在の社会の状況を見ていてつくづく感じる「現実」が関係しています。

その「現実」を、平塚さんは「支配者層」という言葉に象徴させているように感じるという意味で「わかる」ということです。

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さて、ここで、現在の世界がどのような状況にあるか、整理してみましょう。簡単に言えば、今は「パイが広がらなくなった世界」です。つまり、成熟社会、ということですね。

「パイが広がらなくなった」ということは、その「限りあるパイ」を分配していくという発想になります。そういうことから、たとえば「ベーシックインカム」という考え方がブームになっていたりもするのです。

もし成長していく社会なら、「ベーシックインカム」などという発想はあまり浮かびませんよね?なにせ、お金がなくても、ひたすら頑張って働けば、それだけお金が入ってくるのですから。

でも今は、「働いても働いても、報われにくい社会」になっています。

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ここで、平塚さんの「支配者層」という言葉を思い出してみましょう。

平塚さんが言っているのは、要するに「支配者層」が、富を独占しようとしている、ということです。

われわれ庶民に、いかに富が行かないようにするのか。そのためには、支配者層としては庶民が徒党を組まないように、分断する必要があります。だから、陰謀でさまざまなことを仕掛け、われわれ庶民を分断している、と。まあ、これが平塚さんの理屈でしょう。

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最初に書いたとおり、私は平塚さんのこういう考えは支持しません。まさに「トンデモ論」に思えますから。

でも・・・

平塚さんの「気持ち」はわかります。というのも・・・今は、「限られたパイ」をいかに分配していくか。そのことに多くの人が関心を向けていますよね。

それが、人によっては「リベラル思想」という発想で現れます。あるいは「アファーマティブ・アクション(※)」という発想で現れます。

で、そういう中のひとつが、平塚さんの「支配者層がパイを与えないようにしている」という発想なんだろうと私は思っています。

(※アファーマティブ・アクションとは、弱者集団の不利な現状を是正するための改善措置のこと。例 : 特定民族を優遇する)

 

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なので、実は平塚さんの基本思想は、われわれ一般人が持っている基本思想と根本的には同じかもしれないのです。なので、平塚さんが言っている「トンデモ論」はともかく、「限られたパイ問題」をどう解決していくか、ということに関しては、われわれは注意を向け続ける必要はあるでしょう。

 

 

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