2つの夢を追うとき、大事な「スイッチングコスト」とは?

天野カズです。本日のアウトプットです。

このブログは、”集中力は、「やる気→集中力→偶然力」の順番に考えてこそ、最大に発揮される”という基本コンセプトのもと、書き進めています。今回のお話は、その中の「集中力」についてです。

 

スイッチングコストとは?

勉強や仕事の計画を立てるとき。意外と忘れられていることがあります。それは、「スイッチングコスト」です。スイッチングコストを込みで勉強計画・仕事計画を立てないと、集中力が続かない危険性があります。

スイッチングコストとは、物事を切り替えるときにかかる精神的・時間的なコストを指します。たとえば、国語の勉強をした後に、数学の勉強をするときのことを想像してみてください。すんなりと切り替えられるでしょうか?

参考書を用意したり、どこから勉強するか確認したり、といった、「切り替えるときの時間・精神的なロス」がありますよね?このロスが、けっこう大きいんです。勉強に限らず、仕事においても、内容を切り替えるときには、必ずロスが生まれます。

なのに、ほとんどの人が、予定を立てるときに、スイッチングコストを考えないで、希望的観測で組んでしまいます。だから、実際に計画を実行してみても、集中力が弱いままで進めてしまうことになってしまうのです。

では、スイッチングコストのを想定内とした上で、どうすれば「集中できる計画」を立てられるのでしょうか?その方法は、3つあります。

 

ひとつに絞る

「ひとつに絞る」という方法ですね。これは、全くスイッチングコストがかからない計画です。

つまり、ひとつのことだけしかやらないのですから、当然、スイッチングコストはかかりません。もし、あなたがいくつかの「やりたいこと」を抱えていたとしても、その中からひとつだけ選んで、あとは捨てる必要があります。

または、完全に捨てないにしても、2か月くらいに期間を切って、その期間はひとつのことをやりましょう。もし、他のこともやりたい、というのであれば、その期間が過ぎてからやればいいのです。

たとえば・・・

「資格の勉強をやりたい。でも、ギターの練習もやりたい」という場合。

この場合は、資格の勉強を、2か月間、続けます。その間は、ギターを一切、やりません。で、2か月、やり切ったら、ギターの練習をする、という具合ですね。これなら、集中している期間は、「ひとつのことしかやらない」のですから、一切、スイッチングコストがかかりません。

 

 

 

複数のことを同時にやる

「複数のことを、同時期にやる」これはこれでメリットのあるやり方です。ひとつのことに絞ると、飽きてしまうことがあります。それを防ぐためにも、一日で2つのことを同時にやってみてもいいでしょう。

たとえば・・・

仕事から帰って、まず、資格の勉強をします。で、2時間くらい経つと、勉強に飽きてきます。このタイミングで、今度はギターの練習をするのです。こうすれば、資格の勉強も、ギターの練習も、新鮮な気持ちのまま、すすめることができます。

ただ、この場合は、スイッチングコストは覚悟しなければなりません。資格の勉強からギターの練習に切り替えたとき、時間的・精神的なコストがかかるのです。なので、そういうコストは想定済みで、勉強計画・練習計画を立てましょう。

そうしないと、順調に計画が進まず、「こんなはずじゃなかった」と思って焦ってしまうことになります。あらかじめ、スイッチの時間を多めにとっておくなどの対策が必要です。それで初めて、集中力が途切れずに勉強もギターの練習も進むのです。

 

短期間集中してから、スイッチする方法

個人的には、この方法が一番、おすすめです。「短期間に集中してひとつのことをやり、すぐにスイッチして他のことをやる」という方法ですね。

「いろいろとやりたいことがあるけど、どうしても、ひとつに絞れない」という人におすすめです。

なので、この方法は、実質的に、「2つのことを同時にやる」ことと変わりません。

ただし、方法論が違います。「2つのことを同時にやる」方法は、文字通り、一日に2つのことをこなすわけですが、「短期間集中して、スイッチする方法」は、一日でこなすのは、あくまで「ひとつ」です。

 

 

期間としては、1週間くらいに区切って、その間は、ひとつのことを集中して行います。で、1週間経ったら、他のことに取り掛かります。

たとえば、資格の勉強と、ギターの練習をする、という場合で考えると・・・

まず、最初の1週間に、資格の勉強を集中して行います。この期間は、ギターの練習はいっさい、やりません。で、1週間経ったら、今度はギターの練習を集中してやります。この期間は、逆に資格の勉強は全くやりません。で、また1週間経ったら、資格の勉強をやる、といった具合です。

これなら、スイッチングコストが少なくて済みます。少なくとも、「集中している1週間」は、スイッチングコストが全くありません。しかも、2つの目標を目指せるので、とてもおすすめの方法です。

 

まとめ

どうでしょうか?何かを習得したい、勉強したい、と思った場合、集中力を発揮することは、とても大事です。その場合、複数の目標がある場合は、スイッチングコストとうまくつきあわなくてはいけません。

芸能人でもよくいますよね?俳優をやっているのに、書道の腕前もすごい、とか、英語がペラペラ、とか・・・。こういう人は、スイッチングコストと、うまくつきあってる、というわけですね。

以上、天野カズからの、あなたへのアウトプットでした。頑張っていきましょう!