タナカキミアキ氏のストーカー被害騒動を、清水有高氏の問題とからめて考える

<おすすめ記事>

反・清水有高の人たちの気持ちになって考えてみた
劣等感に悩むあなたへ
ラウドネスの高崎晃さんに学ぶ、「道なき道を行く重要性」

税理士YouTuberのタナカキミアキ氏がYouTube上を騒がせている。

 

語り系YouTuberの天野カズです。今回は、人間の心理に関連するお話です。

2019年2月22日現在、税理士YouTuberのタナカキミアキ氏がYouTube上を騒がせています。

タナカキミアキ氏が、ネットストーカーの被害にあっている、というわけですね。

 

タナカキミアキ氏の勘違い

 

ただ、この問題は、今は解決に向かっています。というのも、「ネットストーカー」というのは間違いで、実はタナカ氏が過剰に被害者意識を持ってしまっただけだったのです。

さて、僕はこの問題を、「レッテル貼り」という側面から語っていきます。そして同時に、別件で世間を騒がせている「清水有高氏の騒動」との共通点を語っていきます。

 

タナカキミアキ氏の騒動を簡単に説明します

 

まずは、タナカキミアキ氏の騒動について、かなりざっくりと説明します。

事の発端は、タナカキミアキ氏が、ある学者さんの著作物を無断で使用したことにあります。タナカ氏のYouTubeチャンネルで使ったというわけですね。

で、その学者さん(Aさんとします)は、タナカ氏に抗議をしました。使用料として3万円を払え、という内容です。で、タナカ氏はすぐにお金を払いました。

 

タナカキミアキ氏としては、Aさんにお金を払った時点で終わりだと思った。ところが・・・

 

タナカ氏としてはAさんにお金を払ったことで解決したと思っていました。しかし、実はそうではありませんでした。Aさんはタナカ氏に対し、「ネット上で公開で謝罪してください」と要求したのです。タナカ氏は「しつこい」と思いつつも、嫌々、謝罪文をツイッターに掲載しました。

で、これでバトルの火が燃えてしまったのです。

この「嫌々」の態度にAさんが憤慨し、「タナカ氏の他の動画にも著作権違反がないか徹底的に調べる」とネット上で宣言しました。

タナカ氏は、このタイミングで、視聴者に対し、「今、ネットストーカーの被害にあっている。家族も狙われている」と発表しました。

・・・というのが、だいたいの流れです。

 

<おすすめ記事>

反・清水有高の人たちの気持ちになって考えてみた
劣等感に悩むあなたへ
ラウドネスの高崎晃さんに学ぶ、「道なき道を行く重要性」

 

タナカ氏のファンの多くは、タナカ氏を支持した

 

当初、タナカ氏のファンのほとんどは、タナカ氏を支持していました。その一方で、Aさんを「ストーキングするとはなんてひどい学者だ!」と非難しました。

しかし・・・

タナカ氏のファンの中でも、事の経緯がわかってくるにつれ、「実はタナカ氏の方が悪いのではないか?」という意見がちらほらと出始めました。

タナカ氏としてはファンを味方につけたかったのでしょうが、そういう意見が出始めたため、そうもいかなくなってきました。

そして、最終的にはタナカ氏はご自身の非を認め、学者のAさんに動画で全面謝罪しました。そのため、Aさんはタナカ氏を追求することをやめ、今、両者はほぼ「和解した」という段階に来ています。

 

 

 

ここからが本題です。タナカキミアキ氏のファンの「色眼鏡」

 

さて、ここからが本題です。

「タナカキミアキ氏 vs Aさん」のこの問題は、「普通の感覚」で見れば、タナカ氏の方が悪いことはわかります。しかし、タナカ氏のファンの視点で見ると、「Aさんの方が悪い」となってしまうのです。

これこそが、僕が過去に何度も書いてきた「色眼鏡」です。

 

タナカキミアキ氏のファンは、タナカ氏の視点だけで今回の騒動を見てしまう

 

タナカ氏の動画のコメント欄を見ればわかりますが、タナカ氏のファンは、ほぼタナカ氏が発表した内容しか見ていません。相手のAさんの言い分をほとんど見ていないのです。

だからこそ、タナカ氏の側の視点で見てしまい、「タナカ氏は悪くない」と判断しまっているのです。

 

Aさんが「個性的な人」だったことも要因としてある

 

ちなみにAさんは、ちょっと個性的な人です。Aさんのツイッター等の配信を見る限りでは、「細かいことにこだわる人」のように見えます。学者としてはそういう性格はいいのかもしれませんが、場合によっては、Aさんのような性格は「めんどくさい」と感じる人もいるでしょう。

タナカ氏のファンにも、一応、Aさんの言い分にも目を通した人はいるようです。

ですが、Aさん独特の「強烈な抗議文章」を目にしたとたん「うわっ。きつい!」と感じたのでしょう。そのため、まともに内容を読んでいません。その強烈な文面の印象だけでAさんを「タナカ氏が言っているとおり、Aさんはストーカーだ」と判断してしまっているフシがあります。

というか、実は少なくとも、当初の僕はそうでした。

実は、過去の記事でも書いたとおり、僕はタナカキミアキ氏のファンです。なので、僕も当初、タナカ氏のファンという視点でAさんの言い分を読みました。で、その「きつい文章」の印象だけで、「Aさんの方が悪い」と思っていました。

しかし、よくよくAさんの文章を読んでみると、予想に反して筋が通っていました。なのですぐに、「これはタナカ氏の方が悪いな」というように考えを変えたのです。

 

 

 

「Aさんの方が悪い」と多くの人が思った最大の理由「レッテル貼り」

 

ここまで、タナカ氏のファンはタナカ氏の視点で物事を見たからこそ、「Aさんの方が悪い」という印象を持った、という話を書きました。

しかし、多くの人に「Aさんの方が悪い」という判断をさせた原因は、もうひとつあります。しかも、こちらの方が大きな原因です。それは、

「レッテル貼り」です。

 

 

「レッテル貼り」の威力はかなり強力

 

人は、「しかるべき条件」と「レッテル貼り」があれば、いとも簡単にそれを信じてしまいます。

たとえば、電車の中で、「おっさんと若い女性が近くにいるという、”しかるべき条件”」に、「この人、〇漢です!」という言葉が重なれば、まわりの人はいとも簡単におっさんを〇漢だと信じます。

他には、「若い女性が悲しんでいる銅像という、”しかるべき条件”」に、「慰安〇」という言葉が重なれば、人々は簡単に、日本人がそのようなことをしたと信じます。現に、海外ではすでに戦時中の日本人はそういうことをしていたと信じられているのです。

 

タナカキミアキ氏のケースに当てはめて考えてみる

 

これを、タナカキミアキ氏のケースに当てはめて考えてみましょう。

脅迫されて、家族も怯えていると主張しているタナカキミアキ氏という、”しかるべき条件”」に、「ネットストーカー」という言葉が重なれば、人々はいとも簡単に相手を「ネットストーカー」だと信じてしまうのです。

僕は、タナカ氏の心理を推察するに、おそらく本当に相手を「ネットストーカー」だと思っていたと思います。なぜなら、Aさんの文章は、そう誤解されても仕方ないくらい、強い文章だからです。

と同時に、タナカ氏は心のどこかで、「自分の方が悪い」ということも、わかっていたと思います。なので、その不利な部分を消すために、必要以上に自分を「ストーキングの被害者」に見えるようにふるまったのだと思います。

現に、「家族が脅迫されている」とタナカ氏はおっしゃっていましたが、具体的にどう脅されているのかは言いませんでした。なので、本当はそういう事実はなかったのでしょう。つまり、この部分は演出ではないか、と僕は推察します。

いずれにしても、タナカ氏は当初はA氏を「ストーカー」と呼ぶことによって視聴者を印象操作することには成功しました。で、視聴者の中にはいまだにその印象を引きずって、「タナカ氏はA氏にストーキングされたんだ」と信じている人がたくさんいます。

 

 

 

 

清水有高氏の問題との共通点

 

さて、このことを、清水有高氏の問題と照らし合わせて考えてみましょう。

清水有高氏が行ってきたことは、いかにも「怪しい」ことが多いです。それが、「しかるべき条件」です。

で、これに、「悪徳経営者」「サイコパス」「連続〇人犯と同じ」「詐欺師」「洗脳者」などの「レッテル貼り」が某ブログやツイッターによってなされました。

その結果、それらを読んだ多くの人は、清水氏を完全に「悪徳経営者」であり「サイコパス」であり「連続〇人犯と同じ」であり「詐欺師」であり「洗脳者」だと信じ込むようになったというわけです。

でも、「普通の感覚」で見れば、こう言い切るだけの根拠はないことがわかります。たとえば・・・

  <清水有高氏が言われていること>

悪徳経営者→ 根拠がない。給料未払いの件はこれから民事裁判で争って決めるのであって、確定ではない。

サイコパス→ 「アンビリバボー」や「仰天ニュース」に出てくるようなサイコパスと比べたら、清水有高氏は違うのは明らか。たしかに清水氏は変わった性格だが、さすがにああいう番組に出てくる人物ほどひどくはない。

連続〇人犯と同じ→ だとすれば警察が動いているはず。たしかに、一人のスタッフが犠牲になったが、その原因が清水氏にあるかどうかはこれから民事裁判で争って決めるのであって、今からレッテルを貼れるほどはっきりとはしていない。

詐欺師→ 清水氏の有料商品はたしかに高額であり、詐欺と間違えられやすいが、実はクレームがほとんどない。ネットを見ればゴロゴロ出てくる投資詐欺と比べてみてほしい。

洗脳している→ 洗脳とは「国家を転覆させる」などの危険思想を植え付けるもの。清水氏はコーチングを教えているわけであり、別に危険な思想ではない。それを教えるのは洗脳とは言わない。また、社員を会社の都合のいいように「教育」したフシはあるが、それが洗脳と呼べるかは議論が分かれる。「社員教育」は多くの企業で行われているからだ。あとは程度問題。そこは民事裁判でこれから決着をつける部分であって、今は何も確定していない。

個人ブロガーに裁判をしかけるのは卑怯→裁判は誰が誰に起こすのも自由。これを卑怯という感覚の方がおかしい。しかも、その訴えられようとしているブロガーは清水氏を誹謗中傷しているわけだから、清水氏としては彼を訴えるのは全然おかしくない。

清水氏はスラップ訴訟をしかけている→ 名誉棄損で訴えようとしている先は一人のブロガーのみ。これをスラップ訴訟というのはあまりに無理がある。

清水は強者→ いやいや、清水氏は中小企業の社長です。しかも経営も苦しい。つまり弱者です。

パワハラ→これだけは唯一、「クロ」に近い。弱いながらも、いくつかの証拠がある(「起きてます」報告のラインなど)。

 

 

以上のように、清水氏は「怪しい要素がたくさんあるが、証拠はない。あるのは、パワハラの証拠だけ」というのが、「普通の感覚」です。

なのに、実際はみんな「色眼鏡」で見ているから、全てが「クロ」に見えてくるのです。

それはまるで、今回のタナカキミアキ氏の件のようですね。つまり、「タナカ氏のファンは、タナカ氏に味方する色眼鏡で見ている」という状態です。

色眼鏡を取って、物事の本質を見ていくことが大事です。

 

<おすすめ記事>

反・清水有高の人たちの気持ちになって考えてみた
劣等感に悩むあなたへ
ラウドネスの高崎晃さんに学ぶ、「道なき道を行く重要性」