ゾーンに入る方法。大事にすべき2つの〇〇とは?

天野カズです。本日のアウトプットです。

このブログは、「やる気→集中力→偶然力」の順に考えてこそ、あなたの能力が発揮される、という基本思想ですすめています。今回の記事は、その3つの中で、「集中力」にフォーカスをあてて考えていきます。特に、「ゾーン」に入るにはどうすればいいのか、ということについて、僕の経験から、アウトプットしていきます。

 

ゾーンに入るために、大事にするべき2つの〇〇とは?

まず、結論から書きますね。ゾーンに入るのに重要な要素は、2つです。それは・・・

  • 繰り返しの作業をする(作業興奮)
  • 肯定的な感情を優位にする

です。ひとつひとつ説明しますね。

ゾーンに入るための要素①-繰り返しの作業をする(作業興奮)

人間には、作業興奮という機能があります。やる気が出ないな、と思っていることでも、やりはじめてみたら、その作業に没頭してしまう、という習性ですね。たとえば、あなたは、こんな経験がありませんか?

 

  • キッチンに洗い物がたまりまくっていて、嫌な気分になった。
  • でも、皿をひとつひとつ洗っているうちに、楽しくなってきた。
  • 最後は、キッチン周りの掃除までしはじめた。

 

というような経験が。これがまさに、作業興奮が作用している例です。最初は嫌な気持ちだったのに、「皿を洗う」という「繰り返しの作業」をしていくうちに、気持ちが興奮してきたんですね。最終的にキッチンまわりの掃除まではじめたのが、楽しくなっている何よりの証拠です。

なので、もしあなたが、仕事や勉強に、いまいちやる気が出ない、というときは、作業興奮を利用するといいですよ。このときのコツとしては・・・

  • 繰り返しの作業
  • 頭を使わない作業
  • カタルシスを満たす作業

という、三つの要素を満たすものがベストです。仕事でいえば、「顧客リストのブラッシュアップ作業」などがそうですね。これなら、繰り返しの作業で、かつ頭を使いません。さらに、カタルシスを満たす作業ですからね。

 

カタルシスを満たす作業とは?

カタルシスを満たす作業とは、簡単にいえば、「気持ちいい作業」です。カタルシスとは、浄化という意味です。不満が解消される瞬間に感じる感情ですね。たとえば、ニキビをつぶすときに感じる感情も、カタルシスの一種です。あれって、気持ちいいですよね~。「悪いものが出ていく感じ」がいいんですね。

「悪いものが出て、よくなる」の他にも、「物事が整理されて、すっきりする」というのも、カタルシスですね。作業興奮を使うには、こういう、カタルシスが得られる作業がベストです。机の上を拭く、とか、ノートを整理する、とかですね。

 

ゾーンに入るための要素②-肯定的な感情を優位にする

さて、やる気を出すために繰り返しの作業をすることで、「作業興奮」を使うんですが、そのときのコツとして、重要なことを書きます。それが、

肯定的な感情を優位にする

ということなのです。つまり、「繰り返しの作業」をしているときに、ただダラダラとやるのではなくて、ポジティブな感情を感じながらするといいですよ、ということです。それではじめて、作業興奮からさらに発展して、「ゾーンに入る」ことができるのです。

エドワード・M・ハロウェル(精神科医・医学博士)による著書「ハーバード集中力革命」でも、同じような主張がなされています。この著書では、「最高のパフォーマンスは、肯定的感情の中から生み出される」との趣旨の主張がされています。

「ゾーン」に入っているときは、時間を忘れますよね。あなたも、経験があると思います。夜、ゲームをしていたら、いつの間にか朝になっていた、とか・・・

それは、好きなことだから、ゾーンに入れたわけです。好きなことは、当然、肯定的な感情が優位になります。ならば、勉強や仕事においても、この法則を使いましょう。とはいえ、勉強や仕事の場合は、どうしても「好きではないこと」に取り組まなくてはいけないこともあります。

そういうときは、「いい思い出」だったり、「好きなこと」を思い浮かべながら作業するのです。もともと、「作業」なんで、そこまで頭を使いません。なので、他のことを思い浮かべながら作業することは、簡単にできます。

たとえば・・・

「顧客リストのブラッシュアップ」という作業をするとしましょう。このとき、作業とは関係ない「旅行の思い出」「好きな映画の名場面」などを思い出しながら作業するのです。最初は、そういう、仕事とは関係ない「いい思い出」を想像して、少しずつ、仕事に関係する「いい思い出」に移りましょう。

「お客さんに感謝されたこと」とか「同僚と協力しあって成果を出したこと」などですね。そうすることで、だんだん、仕事とは関係ない「いい気分」を仕事モードに染めていきます。そうすると、気がつくと、「ゾーン」に入っています。僕は、サラリーマン時代、何度もこういう経験をしていますよ。

もちろん、最初からやる気モード全開のときは、普通に、勉強や仕事に入っても構いません。今回のお話は、調子が悪いときに、どうやって「ゾーン」に入っていくか、ということがテーマとなっています。なので、あなた自身の調子に合わせて、今回の方法を使ってみてくださいね。

とはいえ、勉強や仕事は、「最初からやる気モード全開」という日は、少ないと思います。なので、今回の方法をデフォルトとするのが、一番無難だと思います。つまり、調子うんぬんにかかわらず、「勉強、仕事をするときは、まず最初は繰り返しの作業をしながら、肯定感情を優位にする」という方法を使う、ということですね。

 

華

 

 

部活でも、まずはアップから入る

たとえば、高校や大学の部活を思い出してみてください。どんな部も、必ず、ウォーミングアップから入りますよね?野球部だったら、いきなり打撃練習するんじゃなくて、軽いランニング、筋トレをして、キャッチボールをします。これらは全て、「繰り返しの作業」です。頭を使いません。

さらに、キャッチボールのときは、「ナイスボール」と言ってお互いに肯定的な言葉を言いながら、気分を高めていきます。こういう方法が一番いいということが、歴史的にわかっているからこそ、続いている慣習です。もし、「ウォーミングアップをしながら、ナイスボールと言って励ましあう」という方法が、悪いものだったら、こんなに続きません。

なので、あなたも基本的には、「まずは繰り返しの作業をしながら、肯定的な感情を優位にする」ということで勉強や仕事を始めてみてくださいね。

まとめ

どうでしょうか?「ゾーン」に入ると、本当に勉強も仕事もはかどりますよね。それだけでなく、なんか魔法のような効果もあると思います。僕が思い出すのは、タイガーウッズの伝説のシーンです。

最後、パットを打ったときに、ボールが穴に入る直前に止まってしまったんです。そのとき、ウッズが、完全にゾーンに入った、興奮しきった目でボールを睨め付けたら、なんと・・・

止まったボールが動いて、カップインしちゃったんです!伝説のシーンなんで、youtubeとかで探したらあるかもしれません。やっぱり「ゾーン」って、大切ですね。

以上、天野カズからの、あなたへのアウトプットでした。頑張っていきましょう!