行動力を発揮させるポイントは、未来に「臨場感」を感じること

行動力の源は臨場感

 

コンビニに行ってペットボトルを買う。
人は、この行為をすんなりとできます。
全く疑うことなく、すんなりとできます。

なぜでしょうか?

「コンビニに行ってペットボトルを買う」

という行動を過去に何度も繰り返してきているからです。
つまり、記憶として完全に定着しているんですね。
なので、臨場感がありすぎるぐらい、あるわけです。

このように、人は、臨場感を感じることは、すんなりとできます。

では、

「コンビニに行ってドライヤーを買う」

これはどうでしょうか?
ちょっと臨場感が薄れますね。
なので、少し腰が重くなります。

ではさらに、

「コンビニに行ってサッカーボールを買う」

これはどうでしょうか?
もっともっと、臨場感が薄れますね。
このレベルになると、ほとんどの人は行動しません。

★ ★ ★

でも、そんな中、臨場感を感じることができる人がいます。

「コンビニに行ってサッカーボールを買う」

という行為は過去の記憶にはない。
でも、「未来の記憶」として、その人の頭の中には刻まれているんです。

だから、抵抗なく、買いに行けます。

いつもやる気に満ち溢れている。
行動力がある。

そういう人は、未経験な未来に臨場感を感じることができるのです。

★ ★ ★

たとえば、イチローの小学生時代の作文。
あなたは、読んだことがありますか?

びっくりしますよ。

未経験の未来なのに、臨場感たっぷりと、未来のイメージが書かれています。
まるですでに経験したことであるかのように。

だから、イチローはやる気を出して野球に取り組めたんですね。

★ ★ ★

さて、ここでひとつ疑問が生じます。

コンビニにサッカーボールを買いに行っても、なかったらどうするんだ?

ということですね。

これは、「心の広さ」で解決します。

未来に臨場感を感じる人は、「心が広い」という特徴も持っています。
なので、たとえサッカーボールがなかったとしても、平気なんです。

なかったらなかったで、別の未来に臨場感を感じて、そこに進みます。
別の言い方をすれば、「恐れがないから、臨場感を感じやすい」わけですね。

★ ★ ★

もし、「恐れ」を感じやすい人だったらどうでしょう?
未来を想像しても、すぐに不安が生じます。
だから、臨場感は感じにくいのです。

不安を感じやすいということは、「心が狭い」ということも意味します。

なので、そういう人は、すぐに店員にクレームを言いますよね。

コンビニに行ったらペットボトルが売り切れていた。
こんなことで、すぐにふてくされる。
そして、店員に当たり散らす。

そうやって、自分で心をますます狭くする。
だからますます、未来に臨場感を感じにくくなる。

こんな負のループがその人の中で展開されています。

こうならないためにも、今、未来に臨場感を感じにくい人は、まずは「恐れ」をなくしてみましょう。

そうすれば、心を広くすることができますよ。
つまりそれは、「未来に臨場感を感じやすい」ことを意味します。

なので、すんなりと行動できるようになるわけですね。

あなたは、もっともっと幸せになります。
それはもう、確定しています。

頑張っていきましょう!

 

ABOUTこの記事をかいた人

◆「言霊の力」であなたの人生を変えるプロコーチ。コーチングを受けたお客様は着実に内的に変化・成長していき、人生が上昇していきます。多数実績あり。YouTube登録者10000人(3つの合計)。 ◆【こんな人へ向けて情報配信しています】頑張ってるのにいつも報われない人。モラハラを受けている人。人生の軸を見失っている人。 ◆1975年生まれ。早稲田大学卒。音楽家として坂本龍一氏プロデュースアルバムに作品が採用される。テレビ番組挿入曲など作曲。妻と猫2匹と暮らす。