
コンビニに行ってペットボトルを買う。
人は、この行為をすんなりとできます。
全く疑うことなく、すんなりとできます。
なぜでしょうか?
「コンビニに行ってペットボトルを買う」
という行動を過去に何度も繰り返してきているからです。
つまり、記憶として完全に定着しているんですね。
なので、臨場感がありすぎるぐらい、あるわけです。
このように、人は、臨場感を感じることは、すんなりとできます。
では、
「コンビニに行ってドライヤーを買う」
これはどうでしょうか?
ちょっと臨場感が薄れますね。
なので、少し腰が重くなります。
ではさらに、
「コンビニに行ってサッカーボールを買う」
これはどうでしょうか?
もっともっと、臨場感が薄れますね。
このレベルになると、ほとんどの人は行動しません。
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でも、そんな中、臨場感を感じることができる人がいます。
「コンビニに行ってサッカーボールを買う」
という行為は過去の記憶にはない。
でも、「未来の記憶」として、その人の頭の中には刻まれているんです。
だから、抵抗なく、買いに行けます。
いつもやる気に満ち溢れている。
行動力がある。
そういう人は、未経験な未来に臨場感を感じることができるのです。
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たとえば、イチローの小学生時代の作文。
あなたは、読んだことがありますか?
びっくりしますよ。
未経験の未来なのに、臨場感たっぷりと、未来のイメージが書かれています。
まるですでに経験したことであるかのように。
だから、イチローはやる気を出して野球に取り組めたんですね。
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さて、ここでひとつ疑問が生じます。
コンビニにサッカーボールを買いに行っても、なかったらどうするんだ?
ということですね。
これは、「心の広さ」で解決します。
未来に臨場感を感じる人は、「心が広い」という特徴も持っています。
なので、たとえサッカーボールがなかったとしても、平気なんです。
なかったらなかったで、別の未来に臨場感を感じて、そこに進みます。
別の言い方をすれば、「恐れがないから、臨場感を感じやすい」わけですね。
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もし、「恐れ」を感じやすい人だったらどうでしょう?
未来を想像しても、すぐに不安が生じます。
だから、臨場感は感じにくいのです。
不安を感じやすいということは、「心が狭い」ということも意味します。
なので、そういう人は、すぐに店員にクレームを言いますよね。
コンビニに行ったらペットボトルが売り切れていた。
こんなことで、すぐにふてくされる。
そして、店員に当たり散らす。
そうやって、自分で心をますます狭くする。
だからますます、未来に臨場感を感じにくくなる。
こんな負のループがその人の中で展開されています。
こうならないためにも、今、未来に臨場感を感じにくい人は、まずは「恐れ」をなくしてみましょう。
そうすれば、心を広くすることができますよ。
つまりそれは、「未来に臨場感を感じやすい」ことを意味します。
なので、すんなりと行動できるようになるわけですね。
あなたは、もっともっと幸せになります。
それはもう、確定しています。
頑張っていきましょう!