私たちはときに、目の前のことに追われながら、ふと、こう思うことがありますよね。
「私は何のために生きているんだろう?」
「この毎日に、意味はあるんだろうか?」
それは、誰もが一度は立ち止まってしまう問いです。
そんなとき、ひとつの物語が人生のヒントになることがあります。今回は、あの有名な漫画『ドラゴンボール』のとあるシーンを通して、「生きる意味」や「人生の軸」について考えてみたいと思います。
願いが叶うとして、あなたは何を願いますか?
『ドラゴンボール』では、世界中に散らばった7つのボールをすべて集めると、どんな願いでもひとつだけ叶えてくれるという設定があります。
もちろん、それを集めるには並大抵の努力では足りません。強敵と戦い、険しい道のりを乗り越える必要があります。
そんな中、ある登場人物が言った願いが──
・「ギャルのパンティーをください」
というものでした。
まるで冗談のような話です。しかし、この逸話から、私たちは大事なことを学べます。
つまり、
・もし、自分が人生をかけて願いを叶えられるとしたら、いったい何を願うのか?
その答えこそが、「生きる意味」や「生きる軸」に深くつながっていることを学べるのです。
「得をすること」だけを目的にすると、心は折れやすい
「ギャルのパンティー」という願いを笑ってしまう人は多いかもしれません。でも、私たちも似たような生き方をしてしまっていないでしょうか?
たとえば、「自分が得をすること」が人生の目的になっているとき。
そんな目的のために、苦しいときも耐えて努力を続けることができるでしょうか? 本当に心から「これでよかった」と思えるでしょうか?
おそらく、どこかで虚しさや自己嫌悪がやってくるはずです。
それは、「本当に大切だと思えるもの」を見失っているからです。
苦労してでも手に入れたいもの、それが「軸」になる
人生という旅は、ドラゴンボールを探す旅と似ています。
努力や困難を乗り越えたその先に、自分は何を望むのか。
それが「みんなの幸せ」や「誰かの命を守ること」だったとしたら、人はどんな試練にも立ち向かうことができます。
「愛」「慈しみ」「平和」「誰かへの尊敬」
そうした“本質的に良いもの”こそが、人生を貫く“軸”になってくれるのです。
それがあると、人は迷いながらでも前に進める。
それがあると、どんな状況でも自分を見失いにくくなる。
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あなたの「軸」は、どこにありますか?
「生きる意味」とは、答えを外に探すものではなく、自分の中に育てていくものかもしれません。
神様でも、ご先祖様でも、尊敬する人物でもいい。
あるいは、漫画や映画のキャラクターでもかまいません。
「この人のように生きたい」
「この人のように愛を持って前を向きたい」
そんな存在を、自分の“人生の軸”として心に置くこと。
それだけで、人は不思議と強く、しなやかに生きられるようになるのです。
迷ったときこそ、原点に戻ってみてください
「私は何のために生きているのか?」
「どんな願いのために、今日を選んでいるのか?」
この問いの先に、きっとあなた自身の“本質的な軸”が見つかるはずです。
あなたの人生は、希望にあふれています。
応援していますよ。
頑張っていきましょう(⁎•ᴗ‹。)!
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