
・こうなりたい
・こうありたい
・あれが欲しい
こういう思い。誰もが抱きますよね。 目標・願望があるから、人間って躍動感をもって生きることができるものです。
でも、時として、その願望が、
・絶対にこうでなければならない
・こうならないと恥ずかしい
・こうなっていない自分は負け組だ。なんとかしないと!
こんな「強迫観念」に変わってしまうことがあります。
そして、深い悩みの中に入っていくんですね。
★ ★ ★
すごく悩んでいる人の話を聞いていると、そんなに大したことで悩んでいないケースがよくあります。
そもそもを考えればわかりますけど、我々は先進国・日本に住んでいるわけです。
・蛇口をひねれば水は出る。
・道路は整備されている。
・社会のシステムも整っている。
普通に生きていくにおいて何の不足もありません。
なのに、「深い悩み」を抱くということは、その人は、悩むだけの悲しい事情があるんだろう、と思ってしまうのですが・・・
実際に話を聞いてみると、そこまで悩むことかな?と思えるケースがよくあります。
で、そういうケースで多いのが、抱いた願望が「強迫観念」に変わっている、というケースです。
願望がいったん「強迫観念」に変わってしまうと、ともすれば、
・こうでなければならない
↓
・こうでないのは許せない
↓
・こうでない原因を作っているのはきっとあいつだ!
↓
・あいつのせいで自分の人生が停滞してるんだ!あいつを何とかしないと!
・・・というように、他人をコントロールしようとする思考に陥ってしまいます。
こうなると、人間関係は崩壊し、どんどん、幸せから遠ざかっていきますよね。
なので、もし「願望」が「強迫観念」に変わっているな、と感じたら、まずは一回、その願望を手放してしまいましょう。
そうすると、すごくラクになりますよ。
で、しばらくは全てを忘れて旅行に行ったり、本を読んだりして過ごしてみましょう。
いわば、「疲弊してしまった心」の「充電」をするわけですね。
★ ★ ★
そして、十分に気力が回復したら、再び願望を抱いてみましょう。
・こうなりたい
・こうありたい
・あれが欲しい
・・・と。
夢が広がりますね!
冒頭にも書いたとおり、願望があるから人は躍動感を持って生きることができます。
なので、願望を持つことは、とてもいいことなんですよ。
でも、今度は、それが「強迫観念」に変わらないように気を付けながら、他人と比較せず、世間体も気にせず、ただ純粋な「願望」を抱いて、楽しく毎日を過ごすようにしてみてくださいね。
あなたは、もっともっと幸せになります。