
人に頼み事をする。
人のモノをちょっと借りる。
人にちょっとブラックジョークを言う。
このようなことをしても、たいてい、相手は何も言いません。
そういう意味では、その人は「許容」しています。
つまり、目に見える部分では、「許容」しているわけです。
で、「目に見えること」だけを基準にする人は、
この後、遠慮なくそれを続けます。
そして、人間関係のトラブルに発展してしまうんですね。
なので、こうならないよう、
目に見えない部分も、しっかり見ていきましょう。
相手が、どんな気持ちになっているか。
考えたうえで行動することが大事ですね。
解決策としては2つ。
まずひとつ目は、「ありがとう」と言うことです。
そう言われると、相手の気持ちは少し楽になります。
そしてもうひとつは、「自制すること」です。
たとえ相手があなたの言葉を拒否しなかったとしても、
もしかしたら、完全に許容しているわけではないかもしれない。
その可能性を考えて、ほどほどでやめておくことです。
もちろん、人間は持ちつ持たれつです。
人に頼りたくなることもある。
人のモノをちょっと借りたくなることもある。
ブラックジョークを言って場を和ませたくなることもある。
なので、その行為自体は、問題ありません。
ただ、相手の気持ちを考えているかどうか。
たったこれだけのことで、
人間関係はだいぶ変わってきます。